ついに木造個人住宅でも

マンション構造計算書の偽造問題ですが、ついに個人の木造住宅でも構造図の偽造が発覚。

大事なことは、ここで自治体がチェックして偽造を発見したこと。行政が、実際に、こういう点検をやる能力を持っていたからこそ、問題が発見できたのです。

しかし、構造計算のチェックはすでに民営化されていて、たとえば大阪府では9割が民間でチェックされています。こういう事態があと何年か続いたら、構造確認する能力など、行政から消えてしまう可能性大です。そうなると、いざ事件が起こったときに、行政は問題を調べることもできません、ということになりかねません。

こういう基準チェックを民間にゆだねることが何故問題なのか、今度の事件はそのことを分かりやすく示していると思います。

個人住宅でも姉歯事務所の偽造発覚(読売新聞)
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経団連奥田会長、市場経済を否定!?

あれだけ「自由化だ」「市場にゆだねよ」と言っておきながら、大企業が価格支配力を失ったとなれば、平気で「価格下落防止策を」と言い出す無節操。「具体的な話をしなければ談合にならぬ」とは、恐れ入りました。

要するに、自分たち大企業の利益さえ確保できればいいということでは? それこそ、最大の既得権益でしょう。

<経団連会長>三洋など経営苦境 価格下落防止策講じるべき(毎日新聞)

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今週の「九条の会」(11月27日まで)

今週の「九条の会」関連の各地のニュースです。インターネットを流れるニュースの中から拾ってみました。

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