扶桑社教科書、回収へ

扶桑社が、来年度から使用される社会科教科書およびその市販本を回収することに。

<扶桑社>アイヌの写真無断掲載で謝罪 教科書回収へ(毎日新聞)

<扶桑社>アイヌの写真無断掲載で謝罪 教科書回収へ

 06年度の中学社会科教科書にアイヌの写真が無断掲載された問題で、出版社の扶桑社(東京)の真部栄一書籍編集部長が5日北海道旭川市を訪れ、旭川チカップニアイヌ民族文化保存会の川村兼一会長(54)ら関係者に謝罪するとともに、市販本と同社の在庫分1万部をすべて回収することを明らかにした。
 真部部長は「ご迷惑をお掛けしました。反省しおわびします」とする文書を提出した。しかし、同会側には差別に対する明確な反省を盛り込むよう求める意見もあり、決着は次回の話し合いに持ち越された。
 同社は全国の取次店に6日連絡し、書店からの回収作業を急ぐ。今回の問題で同社は慰謝料を支払う意向を示しており、和解に向け調整が進んでいる。【渡部宏人】[毎日新聞 12月5日21時32分更新]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください