小泉首相、選挙制度見直しを指示

見直しの中見がはっきりしないが、衆院の小選挙区・比例区重複立候補の廃止が主要課題か。しかし、同時に定数削減と言っており、比例の定数削減が狙いかも知れない。

衆参選挙制度見直し指示 首相、2010年までに(共同)

追記:
12/08朝になって、もう少し詳しいニュースが流れています。それによれば、小泉首相の指示は、<1>衆議院の定数を300に、参議院の定数を150に減らす、<2>「復活当選」ができるような仕組みをあらためる、の2点であるらしい。直接、衆議院選挙の比例ブロック廃止は言明していないが、全体で定数が300になれば、比例定数も大幅減になることは間違いない。

衆参選挙制度見直し指示 首相、2010年までに

 小泉純一郎首相は7日夜、自民党の武部勤幹事長や公明党の神崎武法代表ら与党幹部と都内で夕食を共にしながら会談し、衆参両院の選挙制度について、小選挙区と比例代表の重複立候補や定数削減など選挙制度を自公両党で見直すよう指示した。同時に、新制度による国政選挙は2010年10月以降が望ましいとの考えを明らかにした。同年夏の参院選後から適用したいとの考えを示したとみられる。
 首相は、衆院の重複立候補制度に党地方組織や有権者から批判が根強いことを踏まえ「選挙制度を変えなければ駄目だろう。衆参それぞれ同時に選挙制度を改革し、共に定数削減も実現すれば(国民の)理解を得られる。自公でぜひ検討してくれ」と述べた。自民党の青木幹雄参院議員会長が「重複立候補で1つの選挙区から2人も3人も当選してしまうのはおかしい」と指摘したのに答えた。[2005年12月07日22時23分]

小泉首相、選挙制度見直しを指示」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 野良狸の巣

  2. ピンバック: 小さなニュースブログ リターンズ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください