米国務次官、民主党前原代表に日中関係の改善を求める

前原代表の訪米関連ニュースを検索していたら、こんなニュースを見つけてしまいました。

得意げに「中国脅威」論をぶち上げてみたのに、頼みのアメリカにハシゴを外されたのでは、立場がありませんなぁ…。(^_^;)

米国務次官、民主代表に日中関係の改善希望を表明(日経新聞)

米国務次官、民主代表に日中関係の改善希望を表明

 【ワシントン=秋田浩之】バーンズ米国務次官(政治担当)は8日、訪米している前原誠司民主党代表と国務省で会談し、歴史問題を巡って日中関係が冷え込んでいることについて「複雑な問題があるだろうが、日中両国で歴史問題を乗り越えることが必要だ」と語り、日中関係の改善を望む立場を示した。
 前原代表が「今の日中関係は健全だと思うか」と水を向けたのに対し、バーンズ次官は「健全だとは思わない」と発言した。だが、今春、中国内で起きた反日デモを巡っては「ひどい投石などに自分は怒っているし、米国も怒っている」と語り、反日デモを強く批判した。
 前原代表が自衛隊のイラク撤退論を展開したのに対し、バーンズ次官は「イラクで新しい政府がつくられようとしている。この努力を邪魔するような行為をする政府は、“責任ある政府”の名に値しない」と反論した。(NIKKEI NET 2005/12/09 10:48)

 日経新聞12月9日付夕刊では、記事は、最初の段落のみで、「前原代表が…」以下の部分はなくなっているうえ、見出しも「民主代表、米国務次官と会見」という地味なものになっています。

それにしても、あらためてアメリカ政府が日中関係を問題視していることが明らかになった訳で、そのことを日本で一番詳しく報道しているのが共産党の「しんぶん赤旗」だけ、という奇妙な事実。自民党も民主党も、日本国内だけを見ていたんじゃあ、世界の動きに遅れるよ。(^_^;)

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