129銀行の9月中間決算で、当期利益の合計が、前年同期の5倍以上の2兆1242億円で、過去最高になったというニュース。
そりゃ、預金者に利息を支払わず、その代わり、何でもかんでも手数料をとれば、儲かるのは当たり前でしょう。2兆円も儲かってるなら、俺たちの預金にもうちょっと利息をつけろ!
最近は、同じ支店の中でATMを使って別口座に振り込んでも手数料を取られますが、同じ支店内での口座振替は、ただ単にコンピュータ上のそれぞれの預金口座の数字を付け替えるだけ。その操作自体も利用者がATMから自分でやっているのに、なぜ銀行が手数料を取れるのか、僕には理解できません。
当期利益は過去最高の2兆円に 全国129行の9月中間?(朝日新聞)
当期利益は過去最高の2兆円に 全国129行の9月中間
[asahi.com 2005年12月27日21時54分]全国銀行協会が27日発表した129銀行の9月中間決算(単体ベース)まとめによると、不良債権処理費用の減少などで利益が拡大し、当期利益の合計は2兆1242億円と前年同期の5倍以上に膨らみ、過去最高となった。当期赤字の銀行は10行から7行に減った。不良債権残高の合計は3月末より10.9%減の15兆5658億円だが、融資に占める不良債権比率は都市銀行の2.34%に比べ地方銀行や第二地方銀行が高く、業態間格差が目立っている。
当期損益を業態別にみると、都銀(7行)が712億円の赤字から1兆3922億円の黒字に転換。地銀(64行)は8.3%増の3677億円、第二地銀(48行)は35.9%増の760億円だった。
都銀の不良債権比率(再生専門子会社などのデータを除く)は3%を切り、信託銀行も2.04%と低い。一方で地銀は5.07%、第二地銀は5.85%となっており、不良債権の処理が引き続き課題となっている。
全銀行の職員数は、都銀の採用増もあって3月末より2264人増え、29万296人となった。店舗数は113店減の1万3710店で、経費削減は続いている。