竹中総務相、消費税10%以上引き上げを主張

消費税10%強。強というのがどれぐらいか不明だが、自民党内部の検討では13?15%程度という数字も出ている。15%を10%強というのも相当に強引だが、名目成長率3%以上というのは、相当に現実離れした数字では? それでようやく10%強に押さえられるというのだから、現状のままなら消費税20%は必至。

財源不足は消費税で、という発想になると、結局、この範囲の議論から抜け出せなくなってしまう。

デフレ克服し消費税率10%強に抑制 竹中総務相(産経新聞)

デフレ克服し消費税率10%強に抑制 竹中総務相

 竹中平蔵総務相は7日、民放の番組に出演し、消費税率の引き上げは必要だが、デフレ克服と歳出削減を実現することで、将来の税率は10%をやや超える程度に抑制できるとの認識を示した。
 総務相は「デフレが続き名目成長率が低いままで消費税を引き上げると、すぐ欧州並みに20%にいってしまう」と警告した上で、「デフレを克服し、小さな政府をつくっていけば、当然(消費税は)引き上げなければならないが、最終的には10%か10%強に抑えることができる」と述べた。
 日本の潜在成長率については「現在の1%台後半から、できれば3%に近づけるよう本来の力を高める必要がある」と、構造改革継続の重要性を強調。量的金融緩和策の解除を目指す日銀には「マネーの増やし方はいろいろあるが、(デフレ克服という)結果を出していただかなければいけない」と注文した。
 小泉純一郎首相の後継者の条件として「デフレ克服は難しいとか将来の成長率は低いという人は、そういう政策運営ができないと言っていることだから、そういう人には託さないことだ」と説明したが、自分の出馬に関しては「意欲はない」と述べた。[Sankei Erb 共同 01/07 11:46]

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