読売新聞1/8付に、「国民投票法案/社民 足並みに乱れ」という記事が載っています。そのなかで、福島党首らが断固反対なのにたいし、「一部議員からは柔軟な意見も出ている」として、次のように報じられています。
ところが、昨年来、党内からは同法案に関して「急ぐことはないが、議会の中の多数がつくる方向に行くならば、十分な議論と民意の反映を基本にした法案をつくることが大事だ」(辻元清美衆院議員)などの意見が相次いでいる。
辻元氏らの発言を受け、民主党の枝野幸男・憲法調査会長が「社民党が共同提案に入る可能性はあるし、入るべきだ。その方が、社民党にとってもよい」と言及し、社民党の又市幹事長が「大変迷惑な話だ」と抗議する一幕もあった。
あら、辻元氏は意外と柔軟だったのね。(^^;)
というか、いま議論されている国民投票法案が、憲法9条改悪のための法律であることは明らか。もともと国民の間には、ぜひとも憲法を改正すべきだという議論はなかったのであり、自民党やら民主党やら公明党やらが、憲法9条を改悪しようとし始めたとたんに、持ち上がってきたのが国民投票法案。そんな議論に理解を示して、はたして彼女はどこまで本気で9条改悪に反対してくれるんでしょうか。
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本題。たぶん辻元さんは、改憲案を国民が否決することで、「国民に選ばれた9条」というものにしたい気持ちがあるのではないでしょうか。護憲勢力が本当に守りの姿勢になってしまっているのが嫌なのでは。もっと積極的に提言していくべきだと言うことだと思います。