最近買い込んだ本

1か月ぶりですが、最近買ったをリストアップ。たまに、ちゃんと書き込んでおかないと、だんだん訳が分からなくなってしまいます。(^_^;)

  • 岩波講座『アジア・太平洋戦争<3>動員・抵抗・翼賛』(岩波書店、本体3400円、2006年1月刊
  • T・A・ビッソン(内山秀夫訳)『敗戦と民主化 GHQ経済分析官の見た日本』(慶應義塾大学出版会、本体3200円、2005年12月刊)
  • 高橋伸彰『グローバル化と日本の課題』(岩波書店、本体2600円、2005年12月刊)
  • 鯵坂真編著『ジェンダーと史的唯物論』(学習の友社、本体2400円、2005年12月刊)
  • 大西広『中国はいま何を考えているか ナショナリズムの深層』(大月書店、本体1300円、2005年12月刊)
  • 渡辺治『構造改革政治の時代 小泉政権論』(花伝社、本体2500円、2005年12月刊)
  • 磯崎新『磯崎新の思考力』(王国社、本体2000円、2005年12月刊)
  • 丸屋豊二郎・丸川知雄・大原盛樹『メイド・イン・シャンハイ 躍進中国の生産と消費』(岩波書店、本体1800円、2005年12月刊)
  • 松原隆一郎『分断される経済 バブルと不況が共存する時代』(NHKブックス、本体1020円、2005年12月刊)
  • 川喜田敦子『ドイツの歴史教育』(白水社、本体1900円、2005年11月刊)
  • 萩原伸次郎・仲本悟『現代アメリカ経済 アメリカン・グローバリゼーションの構造』(日本評論社、本体2400円、2005年5月刊)
  • 小倉和夫『吉田茂の自問 敗戦、そして報告書「日本外交の過誤」』(藤原書店、本体2400円、2003年刊)
  • 原彬久編『岸信介証言録』(毎日新聞社、本体2800円、2003年刊)
  • 下斗米伸夫『ソ連=党が所有した国家』(講談社選書メチエ、本体1500円、2002年刊)
  • 植村邦彦『「近代」を支える思想 市民社会・世界史・ナショナリズム』(ナカニシヤ出版、本体3500円、2001年3月刊)
  • 川合光『はじめての<超ひも理論> 宇宙・力・時間の謎を解く』(講談社現代新書、本体800円、2005年12月刊)
  • 養老孟司『無思想の発見』(ちくま新書、本体720円、2005年12月刊)
  • 松井孝典『松井教授の東大駒場講義録 地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る』(集英社新書、本体700円、2005年12月刊)
  • 大庭健『「責任」ってなに?』(講談社現代新書、本体740円、2005年12月刊)
  • 金子勝『粉飾国家』(講談社現代新書、本体700円、2004年7月刊)
  • トクヴィル『アメリカのデモクラシー』第1巻上・下(岩波文庫、2005年12月刊)
  • 東谷暁『金融庁が日本を滅ぼす 中小企業に仕掛けられた罠』(新潮文庫、本体438円、2006年1月刊)
  • H・B・デーヴィス(藤野渉訳)『ナショナリズムと社会主義』(岩波書店、1969年刊)←古本
  • 萩原伸次郎『アメリカ経済政策史 戦後「ケインズ連合」の興亡』(有斐閣、1996年)←古本
  • 大嶽秀夫『アデナウアーと吉田茂』(中公叢書、1986年刊)←古本
  • J・R・ヒックス『経済学の思考法 貨幣と成長についての再論』(岩波書店、1999年)←古本
  • 朱建栄『江沢民の中国 内側から見た「ポスト鄧小平」時代』(中公新書、1994年刊)←古本
  • 『鄧小平文選1975?1982』(東方書店、1983年)←古本
  • 『鄧小平は語る 全訳・日本語版「鄧小平文選」』上・下(風媒社、1983年)←古本
  • 東京大学近代中国史研究会訳『毛澤東思想万歳』上・下(三一書房、1974年)←古本
  • 『毛沢東選集』第1巻?第4巻(東方書店)←古本
  • 山崎隆三『地主制成立期の農業構造』(青木書店、1961年)←古本

ここにあげた本は「買った」だけであって、「読んだ」訳ではありません。こんなに読めるはずがない!

サラ金5社でもうけ5680億円

今日の「しんぶん赤旗」に面白い記事が出ていました。
サラ金5社が5680億円のもうけをあげていたというニュースなのですが、あくどく儲けたなぁ…と思うだけではありません。さらに、サラ金が資金調達のために支払う金利(調達金利)と、消費者に貸し出すときの金利(貸出金利)とを紹介しています。

それを見ると、たとえばアイフルは、金利1.61%で資金を借りて、26.9%で貸し付ける――これで儲からなかったらアホです。利息制限法の上限は15?20%。それにもかかわらず、サラ金は25%程度の利息を取っているわけで、せめて利息制限法の限度内に制限すべき。(それにしたって、相当儲かるはずなんだけど)

大手サラ金5社の調達金利と消費者向け貸出金利
調達金利 貸出金利 経常利益 おもな借入先
アイフル 1.61% 26.9% 1353億円 住友信託、みずほ信託、中央三井信託
アコム 1.64% 24.3% 1433億円 三菱信託、UFJ信託、明治安田生命
プロミス 1.75% 24.2% 1308億円 住友信託、日本生命、新生銀行
武富士 1.85% 25.2% 1193億円 みずほ銀行、アメリカンファミリー
三洋信販 1.88% 24.6% 394億円 福岡銀行、三井住友、西日本シティ銀行

(「しんぶん赤旗」2006年1月17日付から)

サラ金5社 もうけ5680億/最高裁も違法と認めた高金利(しんぶん赤旗)
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阪神大震災から11年

阪神大震災が起きたときのことについては、昨年、「阪神大震災から10年」に書いたとおりです。

しかし、11年立ってみて、新聞やテレビでは、首都圏を含む地震の危険性がたびたび取り上げられるにもかかわらず、本当の意味で、日本が震災に強い国になったのか疑問に思わざるをえない状況が続いていると思います。

とくに、あれだけの巨大都市直下地震であったにもかかわらず、6000人余の犠牲ですんだということを、私たちはもっと真剣に受け止めるべきだといつも思います。次、大都市直下地震が起きるときは、通勤ラッシュの真っ最中かも知れず、夕食のために多くの家庭で火を使っている時間の真っ最中かも知れません。首都高が渋滞している真っ最中に地震が起こったら、どうなるか? そういう“想像力”がもっと求められるのではないでしょうか。

同時に、6000人余の犠牲に日本中があれだけつらい思いをしたのに対して、いま年間3万以上の人が自殺をし、減少傾向にあるとはいえ、数千人の交通事故死が繰り返されていることに、私たちはもっと目を向けるべきではないのかとも思います。