ゼーリック国務副長官、日中関係の悪化懸念を表明

ゼーリック国務副長官が、日中関係の悪化に懸念を表明。

米政府が、日中関係の悪化に懸念を表明していることは、以前から、このブログでも紹介してきましたが、今回ゼーリック副長官は、対立緩和のために日中韓の歴史共同研究の仲介を申し出ました。
相当本気みたいですねぇ?

<米国務副長官>日中双方に緊張緩和の努力促す(毎日新聞)

<米国務副長官>日中双方に緊張緩和の努力促す
[毎日新聞 1月23日21時28分更新]

 ゼーリック米国務副長官は23日午後会見し、小泉首相の靖国参拝などで険悪化する日中関係について「緊張が高まっている」との表現で懸念を表明し、双方に緊張緩和への努力を促した。また米国産牛肉に除去が義務づけられた背骨が混入していた問題で、全面的謝罪の意を表明し、問題解決に全力を挙げる方針を示した。

日米中の歴史共同研究を 米副長官が学者対話を提案(共同通信)

日米中の歴史共同研究を 米副長官が学者対話を提案
[共同通信 1月24日0時24分更新]

 来日中のゼーリック米国務副長官は23日、在日米大使館で一部記者団と会見、小泉純一郎首相の靖国神社参拝などをめぐり日本と中国が歴史認識で対立している状況の打開に向け、日本と中国、米国の3カ国が歴史学者らによる対話を始めるよう提案した。
 副長官は昨年9月にも、3カ国の歴史学者による第2次世界大戦中の歴史共同研究を開始するよう提案している。副長官は、3カ国による対話の有用性を再度強調した上で、日中両国が「歴史を正直かつ公正に見詰め直すとともに、過去だけでなく未来にも目を向けるよう求めたい」と語った。

<歴史共同研究>米国の仲介排除、日中韓主導で 中国外務省(毎日新聞)

<歴史共同研究>米国の仲介排除、日中韓主導で 中国外務省
[毎日新聞 1月24日21時43分更新]

 中国外務省の孔泉報道局長は24日の定例会見で、ゼーリック米国務副長官が訪日した際、日米中3カ国による歴史共同研究を提唱したことについて「我々は日中韓3カ国で、この方面の協力を考えていくことを希望する」と述べ、米国の仲介によるものでなく、日中韓3カ国主導による共同研究を積極的に進めたい考えを示した。

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