トヨタ自動車は、2006年3月期連結業績で、最終的なもうけを示す純利益が前期比11%増の1兆3000億円となる見込み。3年連続で1兆円を超えることに。
トヨタの今期、純利益1兆3000億円・4期連続で最高益(日経新聞)
トヨタの今期、純利益1兆3000億円・4期連続で最高益
トヨタ自動車の2006年3月期の連結業績(米国会計基準)は、最終的なもうけを示す純利益が前期比11%増の1兆3000億円程度と、3年連続で1兆円を超え、4年連続で過去最高になる見通しだ。北米やアジアで新車販売が好調なうえ、円安・ドル高が利益を押し上げる。資材費高騰は合理化効果で吸収する。売上高は日本の製造業として初めて20兆円(同8%増)を超える見込みだ。
トヨタが7日発表した05年10-12月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比14%増の4822億円になった。営業増益は4・四半期ぶり。鈴木武専務は記者会見で「通期も今の基調を維持し、前期を上回る決算になる」と先行きに自信を見せた。[NIKKEI NET 2006/02/08 07:00]