今週の「マガジン9条」の「この人に聞きたい」に、雨宮処凛さんが登場しています。
といっても、僕は雨宮処凛という女性を全く知りませんでした。で、経歴紹介を読むと、21歳で右翼団体の活動に加わり、「愛国バンクバンド」をやっていたとか。そんな彼女のが何故…? という方は、ぜひ「マガジン9条」をお読みください。
→マガジン9条『この人に聞きたい』
僕は、「自分に自信が持てなくて、国に誇りを求めていた」という言葉が、「生きにくさ」に悩むいまどきの若者風で、印象に残りました。でも、こういう彼&彼女らの考え方は、僕にはどう逆立ちしても理解できそうにありませんが…。
この方の発言は、なかなか面白いですよね。私は、以前にGAKUさんが紹介されていた『広告批評』に掲載されていた一文に注目していました。日本国憲法は、読んでみたら魅力的なことに気づいたという感覚は、こういう経歴の方ならではのセリフですよね。
「自分に自信がもてなくて・・・」という気持ちは、分からなくはありません。だから、「国に誇りを」となるとよく分からない感覚ですが、自分が帰属する何かにその誇りを求めてしまう気持ちは、分かるような気がするんですよね・・・