日韓関係が完全にゆきづまってしまった小泉内閣。
「ポスト盧武鉉」の思惑から韓国最大野党のハンナラ党代表を招いてみたものの、結局、ハンナラ党代表からも靖国参拝中止を要請され、思惑は完全にはずれてしまいました。
日韓関係の行き詰まりは盧武鉉大統領の個人的な問題だと、本気で思っているんですかねぇ…。
日本の植民地支配にたいする韓国の怒りを理解してない日本外交のお粗末ぶりを、あらためて世界に向かってさらけ出してしまった訳です。(^_^;)
靖国参拝中止を要請 首相にハンナラ党代表
[中国新聞 3月8日12時59分]小泉純一郎首相は8日午前、韓国の最大野党、ハンナラ党の朴槿恵代表と首相官邸で会談した。朴代表が首相の靖国神社参拝で悪化している日韓関係について「大きなリーダーシップを発揮して首相の在任中に解決してほしい。(日韓関係に)貢献された首相と(して)両国民の記憶に残ってほしい」と述べ、参拝中止を暗に要請した。 これに対し、首相は「さまざまな困難を乗り越えて今日がある。日韓の友好協力関係を発展させていこう」と答えるにとどめた。
朴氏は会談後、靖国参拝について、記者団に「日本は加害者、韓国が被害者であることは事実だ。周辺国に配慮した行動をしてもらえば、問題は解決する」と強調した。
朴代表は故朴正熙元大統領の長女で、来年末の次期大統領選でハンナラ党の有力候補の1人。来日は2004年3月に党代表に就任して以来初めて。