「つくる会」の奇々怪々(続々々々)

「つくる会」の会長・事務局長「解任」問題後、初めての全国的会議が11、12日に東京で開かれた。「産経新聞」の続報を期待したが、いままでのところ何の報道もない。(ついに産経まで閉め出されたのか?) で、なんか情報はないのかと探していたら、「つくる会」自身がFAXニュースで会議の内容を流していた。

それを読むと、初日は午後1時半開会、午後7時半から夕食懇親会に移り、午後9時半に閉会。2日目は、午前9時に再開して、なんと午後11時45分に閉会したということで、議論が紛糾したことは間違いない。

つくる会Webニュース > 平成18年3月13日

結論として、将来にむけた提言が積極的に出されたとしているが、紹介されている各支部の発言を読むと、事務局員の人格否定発言とか「たかが使用人」発言があったとして評議員が謝らされていたり、学者はやめろ的な発言が出たり、藤岡信勝氏を名指した批判や辞任を求める意見があって、相当もめた様子が分かる。メーリングリストでも内部情報や告発が流れて混乱させた、という発言もある。「昨日は重い議論があった」とか「何かすっきりしない」など、2日間の会議をへても混迷は深そうだ。

なお、種子島会長のまとめによると、3月に理事会を開いて、「エッ」とびっくりするような新しい体制を提起すると言っている。「つくる会」にいったい何が起こるのか? まあ、せいぜい勝手にもめてほしい。

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