今週の「九条の会」(3月26日まで)

各地の「九条の会」の動きを、インターネットを流れるニュースからピックアップして紹介しています。

9条の会小森東大教授が講演
[新潟日報 03月26日(日) 2006-03-26-9:23]

 憲法改正に反対する作家や学者らでつくる「9条の会」の事務局長、小森陽一・東大教授による講演会が25日、新潟市で開かれた。同教授は「9条(の意義)を新潟から語り始めよう」と強調した。
 労働団体などでつくる「3・25新潟県民大集会」実行委員会の主催。小森教授はベトナム戦争などを例に「国連憲章では先制攻撃はだめとされているが、自衛戦争を許している。それでは、でっち上げもありで、戦争はなくならない」と指摘。

「世界へ発信を」九条の会が講演会
[asahi.com 2006年03月23日]

 憲法9条を守ることで平和を守っていこうと、県内の弁護士や文化人らが呼びかけ人となって5月9日午後6時から、さいたま市の大宮ソニックシティで「九条の会 埼玉講演会」を開く。作家の大江健三郎氏と沢地久枝氏、評論家の加藤周一氏が平和をテーマに話す。
 「九条の会」は04年6月の発足以来、憲法9条を守るネットワークづくりを目指し、全国各地で同様の講演会を開催している。埼玉講演会の呼びかけ人の1人で、東京大学名誉教授の大田堯氏は「9条は世界に発信するに値する立派な条項。『九条の会』という名前にこだわらなくてもいいので、付き合いが薄くなっている隣近所同士で平和を考えることが大事」と話している。
 参加費1000円で、事前申し込みが必要。詳細は埼玉講演会の事務局(電話048-824-0094)かホームページ(http://www.9-jo.jp)へ。

9条守る財界人 品川さんが講演 24日越谷で
[埼玉新聞 2006年3月23日(木)]

 財界人として憲法九条を守る立場を明らかにしている元経済同友会副代表幹事・品川正治さんの講演が24日午後6時30分から、越谷市越ケ谷の市立中央市民会館で開かれる。越谷九条の会結成1周年集会の記念講演。「憲法九条と経済界そして私」がテーマ。
 品川さんは、旧日本火災社長、会長を歴任。一方、財界人として経済同友会副代表幹事・専務理事を務め、終身幹事。損保関係者でつくる「損保九条の会」の呼びかけ人にもなっている。「『憲法を変えて戦争へ行こう』という世の中にしないための18人の発言」(岩波書店刊)では「憲法九条の存在によってこそ、民需部門でのめざましい経済成長が可能になったことを多くの企業人が実感しています」などと述べている。
 また、太平洋戦争末期、沖縄県の波照間島民が軍の命令でマラリア発症の恐れのある西表島へ強制疎開し、児童生徒を含む約500人が死亡した事件を題材にした長編叙事詩「ハテルマ シキナ」を、越谷市や春日部市の住民らでつくる「ハテルマの会」が朗読する。
 参加費無料。交通は東武伊勢崎線越谷駅から徒歩5分。問い合わせは、石河法律事務所へ。

9条改定反対訴え街頭活動
[北陸朝日放送 2006年3月21日]

日米の軍事同盟が強化されようとする中、金沢市内では憲法9条の改定に反対する2つの市民グループが街頭活動を行いました。
 金沢市竪町では、20代の若者を中心に結成された「青年九条の会・9ピース」が、9条改定の是非を問う街頭アンケートを行いました。メンバー10人が街頭に立ち、憲法9条の改定に賛成か反対かを示すパネルを持ち、道行く人たちにシールを貼るよう呼びかけました。改定反対の欄にシールを貼る人が多かったということです。
 一方、「九条の会・石川ネット」も21日記者会見を開き、呼びかけ人が大幅に増えたと発表しました。「九条の会・石川ネット」は、おととし12月、憲法9条の改定に反対する弁護士や学者、住職ら16人の呼びかけで発足しました。今回、呼びかけ人として加わるのは、元連合石川会長の荒島勝夫氏や、元兼六園管理事務所所長の下郷稔氏ら32人です。今日はそのうち10人が会見に臨み、活動に対する抱負と戦争反対への想いを語りました。(16:34)

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