今週の「九条の会」(4月5日まで)

今週の各地の「九条の会」にかんするニュースを、インターネットから集めています。

「マスコミ九条の会」21日に発足記念講演 神戸
[神戸新聞 2006/04/05]

 憲法をめぐる報道について考えることで「九条」を守る機運を高めていこうと、兵庫県内の新聞社やテレビ、ラジオ局などマスコミ業界のOBらが21日、「マスコミ兵庫 九条の会」を発足させる。
 作家大江健三郎氏ら文化人が立ち上げた「九条の会」に賛同する32人が呼び掛け人。「戦争遂行への協力者となったかつての過ちを二度と繰り返さないよう、マスコミ現場の人たちと市民が手を携えて憲法報道を見つめていく」ことを目的に掲げた。
 発足当日は神戸市立勤労会館(同市中央区雲井通5)2階多目的ホールで、ジャーナリズム論などが専門の桂敬一・立正大教授が「マスメディアと憲法九条」をテーマに記念講演する。午後6時?8時半。資料代500円が必要。同会準備会事務局(寺尾さん)

弁護士九条の会発足 熊本
[2006年4月3日(月)「しんぶん赤旗」]

 「弁護士九条の会・くまもと」が1日、熊本県内の弁護士35人(県内弁護士の約4分の1)で発足し、熊本市の県民交流会館パレアで発足集会が開かれました。
 発足会では、青木幸男弁護士が、おじが戦死したことなど話し「戦争は何のメリットもない。9条の改正は絶対許せない」と開会あいさつ。「アジア諸国との協議を正常化させるためにイニシアチブを発揮することこそが、平和憲法を持った日本の役割で、平和を守る現実的な道」として、9条を守るという1点での運動を呼びかける宣言を採択しました。
 代表委員には、千場茂勝、川野次郎、矢野博邦の3人の弁護士を選出。会員目標を県内弁護士の過半数をめざすことや、出前講座、イベントの開催などの活動をしていくことを決めました。
 閉会で矢野弁護士は「武力で問題を解決することはできない、国際的常識、国民・市民の一人一人に憲法の大切さを訴えていきたい。戦争で悲惨な目にあうのは庶民、絶対に戦争はいけない」とのべました。
 発足式に先立つ記念講演には市民ら百人が参加。浦田賢治早稲田大学名誉教授が「憲法九条二項をかえて、なぜ悪い?」と題して講演しました。

九条の会・筑豊設立へ 来月総会 市長選候補者に質問書
[西日本新聞 3月29日2時18分更新]

 【筑豊】 憲法改正に反対する市民団体「九条の会・筑豊」の設立総会が4月8日午後1時半から、飯塚市の嘉穂劇場で開かれる。嘉飯地区の住民に参加を呼び掛けている。
 「九条の会」は2004年、作家の井上ひさしさんや大江健三郎さんらが呼び掛けて設立。草の根で全国に広がり、各地に4000を超える賛同団体が結成されている。「筑豊」にも立場や信教を超えて市民約100人が結集、学習会を開くなどして設立準備を進めてきた。
 総会では、筑豊弁で九条を朗読。弁護士らによる寸劇や、地元のバンド「マウンテンゴリラ」のステージもある。また、四月に実施される飯塚市と嘉麻市の市長選立候補予定者に九条に対する考え方を尋ねた質問書を提出、回答結果を総会で発表することにしている。
 入場料500円(高校生以下無料)。筑豊合同法律事務所=0948(25)5903。

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