この間の、デプリースト&都響のブルックナー2番にいまいち満足できなかったこともあって、あらためて手許にあるCDをいろいろ聴いてみたのですが、そのなかで、おっ!と思ったのが、オイゲン・ヨッフム指揮、ドレスデン国立管弦楽団の2番。ブルックナー交響曲全集の中の1枚です。
この全集は、7番とか8番とかが有名なようですが、この2番もなかなかどうして。1877年版とあって、ノヴァーク版のことなのかどうか僕には分かりませんが、僕はこっちの方がすっきり引き締まって聞こえます。演奏も金管が際立っていて、ブルックナーらしい“天上からの音楽”という感じがします。
実を言うと、この全集はだいぶ前に、しかも「安いから」という理由で(知らないというのは恐ろしいもの…)買ったものです。しかし、これまで2番は聴かずにいました。う〜む、これはまったくの手抜かり、反省反省… (^_^;)
【CD情報】
指揮:オイゲン・ヨッフム/曲:ブルックナー交響曲第2番 ハ短調(1877年版)/演奏:ドレスデン国立管弦楽団/録音:1980年、ドレスデン(2000年、デジタル・リマスタリング)/発売:EMI、2000年(輸入盤)