山口・岩国市の合併に伴う市長選挙で、米軍移転反対の井原勝介氏(旧岩国市長)が当選。
ということで、あらためて地元の移転反対の意思が明確になりました。
山口県岩国市長選、旧岩国市長の井原勝介氏が当選確実(朝日新聞)
山口県岩国市長選、旧岩国市長の井原勝介氏が当選確実
[asahi.com 2006年04月23日21時50分]在日米軍再編の一環である米軍岩国基地への空母艦載機部隊移転計画が争点となった山口県岩国市長選が23日、投開票された。移転計画撤回を訴えた旧岩国市長の井原勝介氏(55)が、条件付きで受け入れに前向きな姿勢を示した前岩国青年会議所理事長の味村太郎氏(38)=自民推薦=らを破り、初当選を確実にした。当日有権者数は12万2079人、投票率は65.09%。
岩国基地には、米海兵隊の航空機57機が所属している。日米両政府はこれに加え、厚木基地(神奈川)の空母艦載機59機を岩国基地に移転させる方針で、移転後は、所属機数では極東最大級の米軍基地になる。選挙結果は、市民が受け入れ反対の意思を明確にしたもので、08年度末以降とされる移転を予定通り進められるかどうか、不透明な情勢だ。
井原氏は、移転反対が87.4%を占めた3月12日の旧岩国市での住民投票に続き、民意を問う「第2ラウンド」と市長選を位置づけ、「市民の意思の実現に努力する」と訴えた。味村氏は、安倍官房長官をはじめ、県選出の自民党国会議員や県議らの支援を受けたが、及ばなかった。
旧岩国市は、住民投票後の3月20日、周辺7町村と合併した。新市長を選ぶため、今回の選挙が実施された。
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