いただきました 佐々木潤之介『民衆史を学ぶということ』

佐々木潤之介『民衆史を学ぶということ』

一昨年亡くなられた佐々木潤之介先生の論文集『民衆史を学ぶということ』をいただきました。このなかに収められたいくつかの論文を探すのをお手伝いしただけなのですが、ありがとうございます。m(_’_)m

このなかの第4部「現代の歴史学」の中に収められている論文の1つは、私が先生に講演をお願いにあがったものです。もともとのテーマは、史的唯物論の立場から歴史を学ぶ意義を学生に話してもらうというもので、企画準備の過程で先生の名前があがったときは、正直、“ちょっと不向きじゃないのかなあ”と思いました。当日も、史的唯物論とは何かといった話は少しも出ませんでしたが、しかし、いま読み返してみると、歴史を研究するということと、歴史認識、歴史観をつくりあげるということとの“緊張関係”を、まだ教養課程の学生に、どう分かりやすく、しかも歴史観、歴史認識という、“生き方”にもかかわっていく問題を“感じとってもらう”か、細部まで配慮の行き届いた講演だったことがよく分かります。ちょっとでも、“先生には不向きではないか”などと思った自分の浅はかさが恥じられてなりません。

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指定管理者制度で自殺?

指定管理者制度の導入にともなって、この4月から、鎌倉市の鎌倉芸術館の管理運営が民間に移りましたが、それまで管理運営にあたっていた市外郭団体の事務局長が自殺していたそうです。

<官から民へ>指定管理者制度で犠牲者:神奈川県鎌倉市(JANJAN)
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日本、61億ドルの負担で合意

米軍海兵隊のグアム移転経費で、日本側が60億9千万ドル、約7100億円の負担で合意。

たとえば、中小企業予算はたった1616億円。グアム移転経費分があれば予算は5倍化が可能です。また、文部科学相の計算では「30人学級」の完全実施に必要な予算は7800億。こうしたことを棚上げにして、米軍にはぽんと7000億円。予算の使い方が間違っていると思いませんか?

日本負担は60億9千万ドル グアム移転費で日米合意(共同通信)
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今週の「九条の会」(4月23日まで)

今週の各地の「九条の会」の動きを、インターネットを流れるニュースから拾いました。

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