今日は、日フィルの定演で、サントリーへ。
指揮者ハルトムート・ヘンヒェンはドレスデン生まれ、ネザーランド歌劇場の元音楽監督(現在は主席客演指揮者)。2002年から、ドレスデン音楽祭の監督を務めている。日フィルとの共演は1987年以来とのことで、もちろん僕は演奏を聴くのは初めてです。
プログラムは、マーラー:交響曲第2番“復活”。もともと、いやでも盛り上がる曲ですが、今日の演奏は、大変情熱的で、日フィルの持ち味がふんだんに発揮されたといってよいのではないでしょうか。また、ソリストの二人がよかったと思います。アルトの池田香織さんは、プログラムの紹介によれば、慶応大学法学部の出身とのことですが、“しっかりと歌が届いてくる”という感じで、「復活」の歌がアルトで歌われるということに意味があるんだということが自然と納得されるような存在感がありました。
それにしても、ヘンヒェンの指揮は、なかなかサービス精神満点です。いつも舞台の袖などで演奏されるバンダを、最初はP席後ろのオルガンの前で、その次はP席後方のドアの陰から聞かせたあとは、舞台の袖から、そして最後は1階会場の後ろの扉を開けて、ホールから響かせるという凝りよう。楽団員のみなさんは、舞台を降りたり、2階へ行ったり、ホールに行ったりでで大忙しでした。(^_^;)
また、合唱がはじまったとき、合唱団が全員座ったままだったので、一瞬、えっ?と思ったのですが、最後に、バス、アルト、テノール、ソプラノとパートごとに順番に立ち上がらせたのには、思わず笑いそうになってしまいました。よく、トランペットやトロンボーンを立ち上がらせるなんていうのがありますが、その合唱団バージョンという感じです。
そのほか、クラリネットとフルートがよかったですね。とくにE♭管クラリネットがよかったと思いました。
はじめまして。
TBありがとうございました。ビックリしました!
読んでいただいたとおり、合唱団のメンバーとして
ステージにのっていました。
まだ練習段階の記事しかアップしていないので、
本番の様子をアップしてから、あらためてこちらからも
TBさせていただきますね。
取り急ぎのお礼コメントです。
あ、私もアルトの池田さんとフルートにいたく感動
いたしました(^^)