セクハラ男の言い分って…

セクハラ行為をしたとして処分された沖縄県警幹部が反論の記者会見。いわく、「手を握ったり、着衣の上から胸を触ったというのは、一連の雰囲気の中のもので、セクハラではない」と。

セクハラ男の言い分って、どうしてここまで同じなんだろう… (?_?;)
詳しくは、金子雅臣『壊れる男たち』(岩波新書)をご覧ください。

セクハラ行為をしたとして戒告処分となった沖縄県警幹部が反論会見(FNN Headline)

セクハラ行為をしたとして戒告処分となった沖縄県警幹部が反論会見
[FNN Headline 2006/06/02 19:00]

 セクハラ行為をしたとして戒告処分となった沖縄県警幹部が反論会見を行った。
 沖縄県警の長浜栄治生活安全部長は「手を握ったり、着衣の上から胸を触ったというのは、一連の雰囲気の中のもので、セクハラ的なことは一切やっていません」と話した。
 長浜生活安全部長は2005年12月、職員と酒を飲んだあと、乗用車の後部座席で、女性職員の胸や手を触ったとされていて、国家公安委員会は、戒告の懲戒処分としたうえで、2日付で警務部付きに異動させた。

「一連の雰囲気」って、それがあんたの勝手な思い込みだっつうの! 警視正・部長でなきゃ最初っから「何すんのよ!」って言われてはり倒されてお終いになるようなことなのに、肩書きがあるがゆえに女性職員が断り切れないでいるのを、勝手に「一連の雰囲気」だと合理化して、どうせ「そう嫌がらなくてもいいじゃないか」とか「俺の気持ちを分かってるだろ」とか言いながら強引に胸を触ったに決まってます。

県警部長がセクハラ 懲戒戒告し更迭 警視正は全国異例(琉球新報)

県警部長がセクハラ 懲戒戒告し更迭 警視正は全国異例
[琉球新報 2006-6-2 16:03:00]

 県警生活安全部の長濱榮治部長(58)が職員の女性にセクハラ行為をしたとして、国家公安委員会は2日、長濱部長を戒告処分にした。処分と同時に長濱部長を警務部付(異動待機)に事実上更迭する人事を発令した。県警が2日午前、発表した。
 県警の部長職の階級は警視正で、地元採用組の中で最高の階級。捜査や犯罪対策などでトップに立ち、指揮する立場にある。警視正によるセクハラ行為は全国でも異例。
 発表によると、長濱部長は昨年12月上旬、那覇市内で、自動車の後部座席に乗り合わせた県警の女性職員の胸や手を触った。自動車は女性所有で運転代行中で、運転席には業者の運転手がいた。
 長濱部長はこの女性を含め、県警の関係者数人と酒を飲んだ帰りで、酔っていたという。長濱部長は行為は認めているが、セクハラではないと話しているという。2月に県警監察課が情報を入手し、調査を開始。当事者や関係部署の職員らから事情を聴いていた。
 大平修本部長は「幹部職員がこのような事案を起こしてしまい、誠に遺憾。再発防止に万全を期していきたい」とのコメントを発表した。
 長濱部長は1966年、琉球警察に採用。これまでに糸満、宜野湾の両署長、組織犯罪対策官などを務め、2004年3月から生活安全部長。
 戒告は免職、停職、減給などがある懲戒処分の中で最も軽い。県警によると、警察庁の懲戒処分の指針でセクハラ行為は戒告か減給とされている。
 生活安全部長は当面、大竹彌生活安全企画課長が代行する。

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