文部省、「現場・地域の声を反映せず」50%、「場当たり的」38%

文部科学省が教育関係者を対象に実施したアンケート調査の結果。「現場・地域の声を反映していない」50%、「場当たり的」38%、「現場のことを知ってほしいと思うか」に「ある」85%、などなど、散々な結果。

このアンケートは、全国都道府県・市町村の教育長(もしくは教育委員会委員長)、小中高・養護学校の校長、教務主任各200人に郵送したもの(回答率は約6割)。教育長やら校長など、日頃、文科省の言うことをよく聞いているはずの人たちの回答でさえ、この程度。実態は推して知るべし。

「現場の声反映せず」5割/教育関係者アンケート 文科省に強い不満(東京新聞)
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総裁選は権力闘争か?

小泉首相が自民党代議士会で、「総裁選にむけて再び権力闘争になる」「権力闘争を身近に体験できるいい機会」と発言。

  • 国民にとっては、誰が首相になり、どんな政治をおこなうかは、自分たちの生活に直結する重大問題。とても「これが権力闘争だ、よく見ておけ」などと言ってはおれない問題だということが、小泉首相は分かってないということ。
  • 他方で、政策的にはほとんど差のない政治家同士の争いなので、政策論争、路線論争などはおこなわれず、いきおい駆け引き、勢力争い、何でもありの「権力闘争」にならざるを得ないという側面。

なんにせよ首相が、後継首相をめぐる争いを、みずから「権力闘争」と公言してはばからないとは…。政治に携わる者の最低限の“モラル”さえなくなったということか。

小泉首相「国会閉会後は権力闘争だ」(日刊スポーツ)
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