25日、日曜日、サントリーホールで、大友直人指揮によるシェーンベルク「グレの歌」を聴いてきました。「グレの歌」を生で聴くのは初めてだったので、期待して出かけてきました。
ホールに入ってまず驚いたのは、オケの人数の多さ。サントリーホールの舞台は、確かにそんなに広くはありませんが、その舞台からこぼれ落ちそうなぐらいにぎっしり椅子と譜面台が並べてあって、マーラー以上と言われているのはなるほどだなぁと思いました。
で、演奏の方ですが、生で聴くのは初めてなので、ただただそのスケールのでかさに圧倒されるばかりでした。フルート8なんていう演奏は初めてだし、ヴァイオリンは第1、第2あわせて40人? それを2つどころか3つにも、4つにも分けて演奏するし、バス・トランペットとか、コントラバス・トロンボーンなんていうのの音を初めて聴きました。(^_^;)
音楽的には、第1部は、ワーグナー風に始まり、第3部にはいると、マーラー風かなと思っているうちに、無調的な部分が出てきたりして、けっこう楽しめました。シェーンベルクも、こんなだと大丈夫なんですけどねぇ… (^_^;)