全日空が労基署から残業代未払いを指摘され、1100人の勤務状況の調査へ。
全日空が時間外手当未払い 一般職、労基署が是正勧告(共同通信)
全日空が時間外手当未払い 一般職、労基署が是正勧告
[共同通信 7月6日19時58分更新]全日空は6日、自己申告で勤務時間を管理している一般職の社員に時間外や深夜の割増賃金を支払わずにサービス残業をさせ、労使協定で定めた残業時間も守らなかったとして、天満労働基準監督署(大阪市)から是正勧告を受けたと発表した。
本社や全国の支店などに勤務する一般職約1100人の勤務状況を9月末まで調べ、過去2年分の未払い賃金を11月に支払う予定。
全日空によると、5月22日に大阪支店が同労基署の立ち入り調査を受け、一般職の社員3人について調べた結果、業務メールの送信履歴などから、残業を申告していない日も残業していることが判明した。
全日空は「勧告を真摯(しんし)に受け止め、適切に対応していきたい」と話している。