今日は、横須賀まで出かけて、ヴェルニー公園で開かれた「原子力空母配備阻止!米軍再編“合意”を撤回せよ 7・9首都圏大集会 in 横須賀」に参加してきました。
集会には、首都圏とともに大阪などからも集まり、3万人が参加。空模様が心配でしたが、なんとか本格的な雨には降られず、米海軍横須賀基地のゲート前を通ってデモ行進してきました。
日本共産党の志位委員長が、あいさつの中で、米軍や日本政府は、米軍艦船の原子炉はこれまで事故もないし放射能漏れもないと言っているが、原潜の沈没事故など事故はたくさん起きている、また90年代に原子力空母が横須賀に寄港したときは周囲の放射能レベルが3倍に高くなった、と批判。また、日本の原発だとフル稼働まで3日かけて稼働率を引き上げていくのに、軍艦船の原子炉は1分で最高出力にひきあげるなど、安全より軍事が優先される、と強調しました。
そのほか、地元で原子力空母母港化問題にとりくんでいる市民団体や沖縄・名護市、山口・岩国市などの代表に、大きな拍手が寄せられていました。また、5月にキティホークの米兵に“カネほしさ”で撲殺された佐藤好重さんのご主人が登壇し、米軍基地があるがゆえの犠牲だ、米軍基地をなくしてほしいと訴えられたのが感動的でした。
横須賀では、当初、市民の意向を尊重すると言っていた市長が受け入れを表明。明日から、原子力空母の寄港を可能にするための浚渫工事が始まるとのこと。市が浚渫工事を許可しなければ、いくら日本政府がしゃかりきになっても母港化できなかったのです。う〜む、市長の裏切りは大きい!