島根大学が、女子学生へのセクハラがあったとして男性教授を懲戒解雇。
教授本人は「合意があった」としているようですが、指導教授?学生という上下関係のもとで拒否できなかった、というのがセクハラなのです。
島根大教授、女子学生にセクハラ行為 懲戒解雇処分に(朝日新聞)
ちなみに今回のケースでも、大学側は「被害者の特定につながる恐れがある」として具体的な内容は明らかにしていません。これがセクハラ事件の正しい対処法なのです。
島根大教授、女子学生にセクハラ行為 懲戒解雇処分に
[asahi.com 2006年07月22日21時15分]島根大は22日、女子学生にセクハラ行為をしたとして、男性教授(53)を同日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。大学側は「被害者が公表を望んでいない」などとして、教授の氏名やセクハラの内容は明らかにしなかった。
記者会見した山本廣基副学長によると、教授は04年10月、勤務時間外に学外で女子学生に計3回、セクハラ行為をしたという。昨年11月、学生からの申し立てを受けて、大学が調査委員会を設置。関係者への事情聴取から教授の行為をセクハラと認定し、厳罰が相当と判断した。教授は事実は認めたが、「合意があった」などと主張し、学生の認識と食い違っているという。
山本副学長は「被害者の特定につながる恐れがある」「具体的な内容は明らかにしないと、学生と約束した」などを理由に、それ以上の説明は避けた。