今年の「国民生活白書」(内閣府)を読んでみると、いろいろ驚くデータがでています。
たとえば、新卒時の就業形態。大卒でも正社員は66.7%しかなく、高卒ではわずか40.4%しかありません(2002年度)。10年前はそれぞれ88.6%、64.8%だったにくらべると、それぞれ20ポイント以上ダウンしています。同時に、「無業」が大卒で12.7%、高卒では32.0%にものぼっています。
さらに、正社員になっても、激しい長時間労働…。男性では、週労働時間が60時間以上という人が20.7%にものぼっています。
もっと正社員を増やして、むちゃくちゃな残業せずに働ける職場が求められているのではないでしょうか。