日本の「幸福度」は世界90位

イギリスの研究者が、“国民が生活に満足しているかどうか”を基準にした世界の「幸福度マップ」を発表。上位3位はデンマーク、スイス、オーストリア。日本は90位で、世界178カ国の中で真ん中以下。

世界の「幸福度マップ」作成、1位はデンマーク(CNN.co.jp)
幸福度1位はデンマーク、2位スイス(日刊スポーツ)


ちなみに、順位は、良好な健康、高い国内総生産、教育を受ける機会、景観の美しさ、それに国民的な同一性に関連しているとか。どれもこれもみんな、日本では、最近“劣化”しているものばかり。「幸福度」の順位が低いのも、むべなるかな、です。

世界の「幸福度マップ」作成、1位はデンマーク
[2006.07.28 Web posted at:17:13 JST – CNN/REUTERS]

ロンドン――国民が生活に満足しているかどうかを基準に、世界各国をランク付けした「幸福度マップ」をこのほど、英国の社会心理学者が作成した。トップのデンマークに続き、スイス、オーストリアと、欧州の小国が上位を占めている。
英レスター大学のエイドリアン・ホワイト氏が28日公表したマップによると、イラクなどの紛争国を除いた世界178カ国のうち、幸福度が高かったのは、上位3カ国に続きアイスランド、バハマ、フィンランドなど。下位にはアフリカのコンゴ、ジンバブエなどが並び、最も幸福度の低い国はブルンジだった。米国は23位、日本は90位と、振るわない結果だった。
ホワイト氏は、国連や世界保健機関(WHO)、英シンクタンク新経済財団(NEF)などによる調査100件以上のデータを分析。各国の幸福度や、それに影響する要因を探った。
同氏は結果について、「小規模な国では国民に共同体としての意識が強く、国の美観を保ちやすいことが、生活への満足感につながっているのではないか」と説明。一方で「一般に共同体意識が強いとされる中国(82位)、日本、インド(125位)のランクが低かったのは意外だ」としている。
研究では、幸福度が平均寿命などの「健康条件」、国内総生産などの「経済条件」などと密接に関係していることも指摘された。同氏は「将来的には各国が共通の基準で、定期的に国民の幸福度を測ることが望ましい」と話している。

幸福度1位はデンマーク、2位スイス
[日刊スポーツ 2006年7月29日19時22分]

幸せになりたい人はデンマークへ。英レスター大の社会心理学分析の研究者が28日、英シンクタンクのデータを基にした独自の計算で各国国民の幸福度を順位付け、色分けした「世界幸福地図」を発表した。
1位はデンマークで日本は90位、最下位はアフリカのブルンジだった。
調査対象となった178カ国の基礎データや、約8万人に聞き取り調査した国際機関の発表済みの100以上の報告書を分析。(1)良好な健康管理(2)高い国内総生産(GDP)(3)教育を受ける機会(4)景観の芸術的美しさ(5)国民の強い同一性、の条件が整った国の国民は「幸せ」と回答する傾向が強いということが分かったという。
2位はスイスで3位がオーストリア、米国は23位。

ちなみに順位は以下の通り。

1位 デンマーク
2位 スイス
3位 オーストリア
4位 アイスランド
5位 バハマ
6位 フィンランド
7位 スウェーデン
8位 ブータン
9位 ブルネイ
10位 カナダ
以下主要国
17位 マレーシア
23位 米国
35位 ドイツ
38位 クウェート
41位 英国
62位 フランス
76位 タイ
82位 中国
90位 日本
102位 韓国
109位 南アフリカ
125位 インド
167位 ロシア
178位 ブルンジ

日本の「幸福度」は世界90位」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: おじんのIT今昔

  2. ピンバック: The Drunk Suite - 北欧は平和で幸福

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