横須賀港で原子力潜水艦「ホノルル」の出航後に海水から放射性物質が見つかった問題で、在日米海軍司令部は、ホノルルから放射性物質が漏れるようなトラブルはなく、また、意図的に放出したこともないとする調査結果を発表。
米軍にこう言われたら手も足も出ない。これが安保の実態です。
原潜に異常ないと調査結果
[福島民友新聞 10/05 12:53:00]神奈川県横須賀港で米原子力潜水艦「ホノルル」の出港後に採取した海水から放射性物質が検出された問題で、在日米海軍司令部(神奈川県)は5日、原潜からの放射性物質漏れなどの異常はなかったとする米海軍の調査結果を発表した。
調査結果は「艦長の報告では横須賀港に停泊中、同艦から放射性物質が漏れるなどのトラブルはなく、意図的に放出したこともない」とし、独立した立場の米海軍の調査官が艦長の報告など各種データを分析した結果、同艦に異常はなかったと結論づけた。米海軍は調査結果を日本政府と横須賀市に連絡したという。
一方、文部科学省は4日までに海水の成分を再検査した結果、放射性のコバルト58を再び検出。検出場所が停泊中の原潜後部付近に限定されていることから、放射性物質が原潜に由来するとの見方を強めている。