下村官房副長官が従軍慰安婦問題で「河野談話」の見直しが必要だと発言。
従軍慰安婦問題:河野談話の見直し必要 下村官房副長官(毎日新聞)
個人的見解と内閣の立場の使い分け。こんなことを繰り返していてよいのか?
従軍慰安婦問題:河野談話の見直し必要 下村官房副長官
[毎日新聞 2006年10月25日 23時28分]下村博文官房副長官は25日、東京都内で講演し、従軍慰安婦問題をめぐり「おわびと反省の気持ち」を表明した93年の河野洋平官房長官談話について「もう少し事実関係をよく研究し、考えるべきではないか」と述べ、見直す必要があるとの考えを示した。ただ、同時に「修正するなら閣議決定をし直さなければならない。その時間が許されるのか」と述べ、安倍政権下での変更は困難との認識も示した。
「河野談話」では従軍慰安婦について強制や旧日本軍の関与を認めており、安倍首相は今月3日の衆院代表質問で「河野談話を受け継いでいる」と答弁した。下村氏は「安倍首相は(日本の戦争・植民地支配を謝罪した)村山富市首相談話についても、河野談話についても100%そのまま(認める)というのではなく、首相の立場から(認める)答弁をしている」と指摘。「従軍慰安婦の問題は時間をかけて、客観的に科学的な知識を収集して、考えるべきではないか」と語った。【平元英治】
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