プロレスは「事前の打ち合わせ」でやるもの

場外乱闘でけがを負わされたとして大仁田厚氏を訴えた裁判で、東京高裁は、大仁田氏側の控訴を棄却。

1審判決は、プロレスは「事前の打ち合わせ」があるものだと認定。この点については、大仁田氏側も控訴審で争わなかったため、プロレスは「事前の打ち合わせ」あり、というのが、判例として確定することに。

大仁田さんの控訴棄却 プロレス「事前の打ち合わせ」(産経新聞)

大仁田さんの控訴棄却 プロレス「事前の打ち合わせ」
[Sankei Web 10/25 23:47]

 事前の打ち合わせにない場外乱闘で顔面をけられてけがをしたプロレスラーのセット・ジニアスさん(40)=本名・渡辺幸正=が、参院議員でプロレスラーの大仁田厚さん(49)と元プロレスラーで秘書の中牧昭二さん(50)に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が25日、東京高裁であった。小林克巳裁判長は大仁田さん側に78万円の支払いを命じた1審・東京地裁判決を支持、大仁田さん側の控訴を棄却した。
 1審判決によると、渡辺さんは平成15年4月の興業で、試合後に大仁田さんを後ろからけろうとしたところで、セコンドの中牧さんに押し倒され、顔面をけられた。大仁田さんには中牧さんの使用者責任があると判断された。
 1審判決は、プロレスに「事前の打ち合わせ」があることを認定。控訴審ではこの点は争点にならず、このまま「プロレスには事前の打ち合わせがある」との判例ができる可能性も出てきた。
 渡辺さんは「プロレスが真剣勝負とうそをつくのはもう難しい。今はそういう時代だ」と話している。
 大仁田さんの事務所は「26日に記者会見を開いて考えを明らかにする」としている。

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