米中間選挙、共和党大きな敗北

米中間選挙は、下院選挙で民主党が227(改選前201)、共和党が194(改選前229)で、記録的な大敗北。上院選挙も現在は49対49のイーブン。残り2州は票の数え直しになる見込み。

これがイラク戦争の行き詰まりの反映であることは明らか。問題は、これがイラク情勢の前向きな打開につながるかどうか。

民主党の上下両院多数派の獲得、2州の結果待ちに(CNN.co.jp)

民主党の上下両院多数派の獲得、2州の結果待ちに
[2006.11.08 Web posted at: 21:18 JST – CNN]

 (CNN) 米中間選挙は8日、開票作業が依然続いており、野党・民主党の多数派獲得の可能性も出てきた上院(定数100)では米東部時間の午前6時(日本時間同日午後8時)過ぎの時点で、与党・共和党、無所属を含む民主の獲得議席数は非改選を合わせ各49と互角の戦いを演じている。再集計実施の事態も有り得るバージニアとモンタナの2州の結果が勝負の分かれ目となっている。
 民主党は下院(定数435)で12年ぶりの多数派の奪回を決めている。同党が上院の多数派も制すれば、1994年以来となる。今回選挙の最大争点だったイラク政策の政策転換が図られる可能性も出てくる。
 上院の改選対象は33議席、下院は全議席を改選する。上院の改選前の勢力は、共和党が55、民主が44、無所属が1。これまでの開票結果で、共和は4議席を失っている。
 民主党は2州を制すれば多数派を奪回する。1勝1敗となれば、上院議長のチェイニー副大統領が共和党と投票を同一にするため、同党の多数派支配が継続する。モンタナ州では、現職の共和党議員が挑戦者の民主党候補に差を付けられている。バージニア州では共和、民主両候補が6000票弱の差で接戦を展開。州法では、勝者、敗者の得票数の差が全体の1%以下なら敗者は再集計を要請出来る。
 下院の改選前勢力では、共和が229、民主201、無所属1、欠員4。これまでの開票結果では、共和は27議席を失い、民主が28議席を新たに獲得、多数派の218議席を超えた。15議席の勝敗が決まっておらず、共和が194、民主227となっている。
 また、50州中、36州で知事選も実施され、共和党が6州で敗退、民主が勝利を奪った。2州での結果が未定で、共和党が獲得の州が20、民主が28となっている。改選前は、共和28州、民主22州だった。

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  1. ピンバック: 王様の耳はロバの耳

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