「いじめ」自殺が続いているだけでなく、「自殺予告」も続いています。
もちろん、「模倣」ということがあるでしょうが、それですませてよいでしょうか? 子どもたちの間に深刻な「いじめ」が蔓延していて、誰にも理解してもらえないと思ってひとり苦しんでいる子どもがたくさんいる、ということではないでしょうか。大人が「いじめ」をなくすために本気で行動するかどうか、子どもたちが真剣に見ているという気がしてなりません。
「いじめ自殺」予告の匿名手紙、文科相あてにまた4通(読売新聞)
「いじめ自殺」予告の匿名手紙、文科相あてにまた4通
[2006年11月10日21時48分 読売新聞]文部科学省は10日、いじめを苦にした自殺を予告する匿名の手紙4通が同日、伊吹文部科学相あてに届いたと発表した。伊吹文科相あての自殺予告の手紙は計6通になった。
このうちの3通にはそれぞれ「尼崎北」「町田」「成城」の消印が8日に押され、「あなたしかたよる人はいません」「みんな何も分かってくれない」などと書かれていた。「尼崎北」の手紙は「高校1年」と書かれていたが、ほかの2通に年齢などは書かれていなかった。
ほかの1通には、教師の名前などが書かれていたため、同省は、これをもとに差出人を突き止め、教育委員会などに適切な対応をとるよう依頼した。また10日は、ほかにも、伊吹文科相あてに悩みを打ち明ける匿名の手紙1通が届いたが、同省はこれについても文面から差出人を特定し、関係機関に連絡した。