2006年ノーベル文学賞を受賞したオルハン・パムクの『雪』です。
以前から、「トルコの小説って、珍しいなぁ…」と思って気にはなっていたのですが、ノーベル賞をとったということで、読んでみることにしました。(^_^;)←けっこうミーハー
トルコという国は、イスラム世界に属していますが、世俗主義をとっている国です。その国で、イスラム主義と欧化主義との対立が激化して、市長殺害事件や少女たちの連続自殺事件が起こる、そこにドイツから帰国した詩人の主人公が取材にゆく、というストーリー。興味津々です。
【書誌情報】
書名:雪/著者:オルハン・パムク/訳者:和久井路子/出版社:藤原書店/発行年:2006年3月刊/定価:本体3,200円+税/ISBN4-89434-5048