ベネズエラ、ブラジルなどなど左派政権の誕生が続く南米ですが、今度は、エクアドルの大統領選挙で、左派のラファエル・コレア候補が当選確実に。南米の変革のうねりは、まだまだ広がっているようです。
エクアドル大統領選、左派コレア氏が勝利宣言
[2006年11月27日12時54分 読売新聞]【カラカス=中島慎一郎】南米エクアドルで26日行われた大統領選決選投票は、即日開票に入った。
民間調査会社の出口調査によれば、第1回投票で2位だった左派・国家同盟のラファエル・コレア元経済・財務相(43)が得票率56?57%で優勢で、コレア氏は同日夜、勝利宣言した。親米右派・制度的革新国民行動党の実業家アルバロ・ノボア氏(56)は42?43%にとどまっている。
勝利宣言したコレア氏は、「我が国にとって歴史的な日。戦いはこれから始まる」と述べ、国民の統合を呼びかけた。
これに対して、ノボア氏は出口調査結果などを「大ウソ」と非難し、票の数え直しを求める意向を示した。