昨日の日経新聞で、同紙が全国の会社員を対象におこなった冬のボーナスにかんする意識調査が公表されていました。
それによれば、ボーナスの使い道は、以下の通り。
- 貯蓄 36%
- 生活費の補てん、その他 23%
- 旅行、レジャー 13%
- 住宅ローン返済 11%
- 耐久消費財などの買い物 10%
- 投資 7%
ということで、日経新聞も「景気が回復する中でも、個人の懐は温まりきらず財布の紐は堅い」「依然として貯蓄や生活費の補てんといった“家計防衛”的な使い道が主流」と指摘せざるを得ない結果に。
もともと、この調査は、個人投資の紹介企画の一部としておこなわれたもの。インターネット調査会社に委託して、全国の20歳?59歳までの会社員、公務員のうち冬のボーナスを受け取る予定のある人にネットで呼びかけて、700人の回答を得た、とされています。その意味では、パート、アルバイト、フリーターなどボーナスをもらえない人を初めから除外した調査なのですが、それにもかかわらず、日経新聞社の思惑とは裏腹の結果が出たところが、実に興味深いと思います。