タウンミーティングの予算、来年度は8900万円に。じゃあ、いったいこれまで、なぜ3億円もかかってたのか、ぜひ説明してもらいたいですね。他方で、首相官邸のホームページと小泉メルマガは5年間で約25億円。1年で5億円の仕事を随意契約でやってたというのだけれど、ホントにそんにお金がかかるんでしょうか…。
07年度予算:財務省原案 タウンミーティング、3億→8900万円(毎日新聞)
ネット広報は5年で25億円 政府、大半が随意契約(東京新聞)
07年度予算:財務省原案 タウンミーティング、3億→8900万円
[毎日新聞 2006年12月20日 東京夕刊]◇テレビ会議など新手法開発へ
財務省原案では、「やらせ質問」が発覚した政府主催のタウンミーティング(TM)関連予算は8900万円となり、06年度予算(3億円)の3割弱まで減額された。TMでは過剰な経費計上が問題となっており、政府は予算を大幅削減しながら新しい開催手法の検討を進めている。
規模を縮小して、国が負担する1回当たりの経費を06年度の4割弱の300万円に抑える一方、テレビ会議システムを使った新たなTM開催も盛り込んだ。
内閣府は8月の概算要求では、国民に開催テーマを選んでもらう新形式のTM開催を含め、06年度比約4割増の4億1700万円を要望。やらせ質問などの発覚を受け、8900万円に減額して要望を出し直していた。【谷川貴史】
ネット広報は5年で25億円 政府、大半が随意契約
[2006年12月19日 20時49分]政府の「首相官邸ホームページ(HP)」や「小泉内閣メールマガジン」などインターネットを利用した広報の大部分が随意契約で発注され、2001?05年度の5年間で制作、運営費が総額約25億1000万円に上ることが19日、判明した。
同日閣議決定された社民党の保坂展人衆院議員の質問主意書に対する答弁書で分かったもので、随意契約は約24億7000万円に上る。政府は随意契約の理由について「ほかに対応できる事業者がいない」などと技術的な理由を挙げている。
価格について政府広報室などは「過去の契約実績や、業界内での類似ケースを調べて適当と判断した」と説明しているが、保坂氏は「政府側に情報技術(IT)に詳しいスタッフがいなければ、価格は業者の言いなりになる」として妥当性が疑わしいケースもあるとしている。(共同)