米朝がベルリンで協議

アメリカと北朝鮮がルリンで協議。

米朝が3日目の協議/ベルリン(四国新聞)
米ライス国務長官「6カ国協議、早期再開を希望」(日経新聞)
「6者、月内再開したい」 ヒル氏、米朝協議後に講演(朝日新聞)
米朝首席代表、6か国協議に向けベルリンで会談(読売新聞)

17日、中東からベルリンに直行したライス米国務長官が、ヒル国務次官補の報告をうけたあと記者会見。その中で、ライス長官は、昨年12月の6カ国協議を「多くの問題をテーブルに載せ、生産的な協議だった」と評価。

また、ヒル国務次官補は、すでに発表されていた日中韓3カ国訪問へ。しかし、その順序が注目されます。まず韓国、中国、最後に日本の順。日本は、後回しされたかっこうになります。

米朝が3日目の協議/ベルリン
[四国新聞 2007/01/18 20:31]

 【ベルリン18日共同】ベルリンの米外交筋は18日、北朝鮮の核開発問題をめぐる6カ国協議で首席代表を務める米国のヒル国務次官補と北朝鮮の金桂冠外務次官が同日、ベルリン市内で3日目の協議を行ったことを明らかにした。
 同筋によると、ヒル次官補は同日、東アジア歴訪のためソウルに向け出発。その後北京と東京を訪問して、米朝協議の内容を報告する予定。
 両代表は16日から6カ国協議再開のための交渉を続けていた。同協議は昨年12月に休会している。

米ライス国務長官「6カ国協議、早期再開を希望」
[NIKKEI NET 2007/01/18 09:48]

 【ベルリン=菅野幹雄】ライス米国務長官は17日夕、訪問先のベルリンで記者会見し、北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議について「早期の再開を希望している」と語った。同市内では6カ国協議の再開に向けて、米朝首席代表が17日午後に会談した。18日朝(日本時間同日夕)にも再び会う可能性がある。
 ライス長官は米独外相会談後の共同会見で、昨年12月に成果なく中断した前回の6カ国協議を「多くの問題をテーブルに載せ、生産的な協議だった」と評価。その一方で「次の協議では進展をさせなければならず、万端な準備を確実にしたい」と述べ、6カ国協議を再開した場合、具体的な成果が不可欠になるとの認識を示した。
 ベルリンでは16日に米朝の首席代表であるヒル米国務次官補と北朝鮮の金桂官(キム・ゲグァン)外務次官が在独米国大使館で会談。ヒル氏は17日昼の講演で、6カ国協議を1月中に再開させたいと明言し、同日午後には同市内の北朝鮮大使館で米朝の首席代表が再度、会談した。

「6者、月内再開したい」 ヒル氏、米朝協議後に講演
[asahi.com 2007年01月18日00時39分]

 北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の米首席代表、ヒル国務次官補は17日、ベルリン市内で講演し、次回6者協議について「今月末までに再開したい」との考えを示した。ヒル氏は、同日午後に北朝鮮の首席代表、金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官と16日に続いて2日目の会談を行った。
 米政府当局者によると、次回協議の1月中の開催は中国政府が米朝両政府に打診しているという。米国による事実上の金融制裁問題を話し合う2回目の金融実務者協議について、ヒル氏は、今月22日の週に開く見通しだと明言。北京かニューヨークでの開催で、米朝間で調整していると述べた。
 17日の米朝協議は北朝鮮大使館に会場を移した。16日は米大使館で午前と午後、約6時間にわたって会談しており、相互訪問の形式を取った。米政府は「有用な話し合い」(ヒル氏)と受け止めており、18日朝も会談する可能性があるという。
 ヒル氏は米朝協議について「私的会合で、内容は明らかに出来ない」と強調。「何らかの取り決めをするためではない」と述べる一方、「目的は協議が再開の際に実際の進展が得られるようにすることだ」と説明した。
 また、ヒル氏は「非核化された北朝鮮と良い関係を築きたい」などとして、米政府には一昨年9月の6者協議共同声明に沿って北朝鮮との関係を正常化する用意がある、と繰り返し言及。北朝鮮に対して柔軟姿勢をアピールした。
 日本の拉致問題について「日本にとって簡単な問題ではない」とした上で、「日本の国民の感情に配慮する必要がある」と述べた。

米朝首席代表、6か国協議に向けベルリンで会談
[2007年1月17日1時58分 読売新聞]

 【ワシントン=坂元隆】米国務省のケーシー副報道官は16日の記者会見で、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議で米首席代表を務めるクリストファー・ヒル国務次官補が同日午後、ベルリンで、北朝鮮首席代表の金桂寛(キムケグァン)・外務次官と会談したことを明らかにした。
 詳細は明らかではないが、ケーシー副報道官は会談の目的を「6か国協議が確実に結果を生み出すことができるようにするための土台作り」と述べた。
 ヒル次官補は、17日にベルリンで講演した後、19日から韓国、中国、日本の順に訪問し、協議関係者と会談する予定。
 6か国協議の首席代表による米朝協議は、これまでほとんど議長国・中国の仲介で北京で行われており、中国以外の場所での協議は異例。

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