今日の「日経新聞」夕刊に載っていた話ですが、アメリカで企業トップの報酬に対する批判の目が急速に厳しくなっているそうです。
そのなかで紹介されていたのが一般社員の411倍という数字。調査コンサルタント会社、コーポレート・ライブラリーの調査で、2005年の米主要企業500社の最高経営責任者の平均報酬は1,351万ドル(16億円超)で、一般社員の平均の411倍になることが明らかに。
16億円…、いったいどうやって使うつもりだろう?
【世界の話題】トップ報酬に批判――米国
企業トップの報酬に対する目が急速に厳しくなっている。調査コンサルタント会社、コーポレート・ライブラリーの調べによると、2005年米主要企業500社の最高経営責任者の平均報酬は1,351万ドルで、円換算すると16億円超。一般社員の平均の411倍という額だった。
なかでも、報酬計算のゆがみがあからさまなケースが続出している。消費者がガソリン高騰で苦しんでいた昨年初め、退職にあたり4億ドル相当を手にした大手石油会社トップ、業績も株価も落とした揚げ句に、先月2億1000万ドルの手当てと共に離職した日曜大工用品チェーンのトップなどが、連日やり玉に挙がる。
……中略……成功者を手厚く報いる米国だが、格差は国民の堪忍袋の限界を超えてしまった。(瀧口範子)