とりあえず買ってみました (^_^;)

『シリーズ 現代の天文学<1>人類の住む宇宙』(日本評論社)

ぷらぷら本屋へ寄り道したら、こんな本が並んでいました。

日本天文学会の創立100周年記念として出版されたもの。綺麗な表紙と、昔、「天ちゃん」だった血が騒ぎ、つい買ってきてしまいました。(^_^;)

で、まえがきを読んでみると、シリーズは全17巻という大きなもの。そして第1巻は「人類の住む宇宙」というタイトルで、シリーズ全体への導入であると同時に、それだけで独立した天文学の教科書にもなる、という位置づけです。

目次を紹介すると

第1章 現代宇宙観までの道のり
第2章 宇宙の起源と現在の姿
第3章 元素の起源
第4章 太陽系と系外惑星系
第5章 地球と人間
第6章 時と暦

ということで、「天文学史」みたいなものから、最先端の宇宙論、そして注目されている太陽系外惑星の探査まで、と思ったら、さらに「暦」などというフォークロア的なものまでくっついて、確かにユニークな教科書です。(^_^;)

1冊にいろんなものを詰め込んだので、第1章なんて、ちょっと話をはしょりすぎでは? と思うところもありますが、楽しみに読んでいます。第2巻以下も、宇宙論や銀河、星間物質と星形成、ブラックホールと高エネルギー現象、太陽系と惑星、などなど面白そうなテーマで最先端の天文学を紹介してもらえそうです。

【書誌情報】
編者:岡村定矩、池内了、海部宣男、佐藤勝彦、永原裕子/書名:シリーズ 現代の天文学<1>人類の住む宇宙/出版社:日本評論社/発行:2007年1月/定価:本体2400円+税/ISBN978-4-535-60721-7

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください