安倍内閣支持率 「不支持」が「支持」を上回る

安倍内閣の支持率。読売新聞の調査では、わずかではあれ、「不支持」が「支持」を上回ったそうな。

安倍内閣の不支持率、支持率を上回る…読売世論調査(読売新聞)

安倍内閣の不支持率、支持率を上回る…読売世論調査
[2007年3月19日23時17分 読売新聞]

 読売新聞社が17、18の両日実施した全国世論調査(面接方式)で、安倍内閣の支持率は43.8%で、2月調査(45.3%)から1.5ポイント減り、5か月連続で減少した。
 不支持率は1.2ポイント増の43.9%。わずか0.1ポイントだが不支持が支持を上回ったのは、安倍内閣発足後、初めて。
 松岡農相の光熱水費問題や、郵政造反組の衛藤晟一・前衆院議員の復党問題が影響していると見られる。
 男女別の支持率では、男性42%、女性46%で、男性では不支持(48%)が多数だった。
 年代別にみると、20?50歳代の各年代で不支持が支持を上回ったが、全体的に下げ止まり感が見られる。その中で、20歳代で6ポイント増加し、50歳代で4ポイント減少したのが目立った。
 安倍内閣を支持しない理由(二つまで選択)では、「政治姿勢が評価できない」44%、「安定感がない」32%、「首相が信頼できない」27%が上位を占めた。
 支持率が低下傾向にある理由(複数回答)を聞いたところ、「閣僚などに不祥事や失言が相次いでいる」が60%と最も多かった。以下、「首相が内閣や与党に対して指導力を発揮していない」44%、「目立った実績を上げていない」34%、「首相が政策などについて国民に十分に説明していない」32%などが続いた。
 閣僚の不祥事や失言を受け、今夏の参院選前に内閣改造をした方がよいかについては、「そう思う」という改造賛成派が「どちらかといえば」を合わせて53%で、「そうは思わない」計38%を上回った。政党支持率は、自民党が36.4%(2月調査比2.2ポイント増)、民主党は11.3%(同0.7ポイント減)、無党派層は46.0%(同0.8ポイント減)だった。

 【調査方法】▽調査日=3月17、18日▽対象者=全国有権者3000人(250地点、層化2段無作為抽出)▽方法=個別訪問面接聴取法▽回収=1741人(58.0%)

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