東京は世界第19位でした

イギリスの研究者が、世界32都市の人の歩く速度を測定。もっとも速かったのはシンガポールで、ついでコペンハーゲン、マドリードの順で、いずれも18.3m(60フィート)を10秒台。東京は第19位で、12.83秒だったそうです。

歩く速度といえば、以前は東京の人はずいぶんと速いと思っていたのですが、最近は携帯メールをしながら歩いている人が多くなったせいか、むしろ遅くて困ることがあります。

歩行者の歩く速度、世界一はシンガポール(CNN)

歩行者の歩く速度、世界一はシンガポール
[2007.05.02 Web posted at: 21:12 JST – CNN]

 ロンドン──英国の心理学者がこのほど、世界32都市で歩行者の歩く速度を測定した調査結果を発表、世界一だったのはシンガポールだった。
 英ハートフォードシャー大学のリチャード・ワイズマン教授が、英国の公的な国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルと協力し、歩行者の歩く速度を調査。各都市では、歩行者数の多い、平坦な広い道を選んで、18メートルの距離を歩く速度を測定した。
 その結果、シンガポールが10秒55で最も速く、デンマーク・コペンハーゲンの10秒82、スペイン・マドリードの10秒89と続いた。
 4位は中国広東省広州(10秒94)、5位はアイルランド・ダブリン(11秒03)、6位ブラジル・クリチバ(11秒13)、7位ドイツ・ベルリン(11秒16)、8位ニューヨーク(12秒00)、9位オランダ・ユトレヒト(12秒04)、10位オーストリア・ウィーン(12秒06)だった。
 ロンドンは12位、パリが16位で、東京は19位。
 ワイズマン教授によると、カリフォルニア州立大学のロバート・レヴァイン教授が10年前に実施した同様の調査結果と比べると、歩く速度は全体的に10%ほど、速くなっているという。特にシンガポールでは30%、広州では20%も速くなっていたという。
 ワイズマン教授は、歩く速度はその街における生活のペースを示していると指摘。「簡単な調査だが、心理的、社会的に都市の健康度を知る上でも重要な指標になる。大都市では、以前よりも忙しい生活になっている」と述べている。

18.3mで12.83秒と言うことは、秒速に直すと約14.3m。分速だと858mということで、”駅から歩いて何分”というときスピード分速80mにほぼ匹敵。これってやっぱりあんまり速くないということでしょうか?

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