これも備忘録。本日付日経新聞の39面「東京・首都圏経済」欄の「メガロリポート」にのっていた表。
ごみ袋の有料化とごみの削減効果
〔単位:袋1リットル当たりの円、導入前後各1年比較%〕
実施時期 | 料金 | 減少率 | |
八王子市 | 04年10月 | 1.83 | 16.1 |
武蔵野市 | 04年10月 | 2.00 | 2.5 |
青梅市 | 98年10月 | 1.20 | 19.6 |
調布市 | 04年4月 | 1.72 | 6.5 |
町田市 | 05年10月 | 2.00 | 2.0 |
日野市 | 00年10月 | 2.00 | 26.1 |
清瀬市 | 01年6月 | 1.10 | 9.1 |
稲城市 | 04年10月 | 1.53 | 5.4 |
羽村市 | 02年10月 | 1.48 | 8.3 |
これを見ると、全体としてごみは減ってはいるものの、有料化でぐっと減量した市(八王子市、青梅市、日野市)と、そうでないところとの差が大きい。また、減量率と料金との相関はみられない。
つまり、有料化はごみ減量に役立たないとは言わないものの、有料化しさえすればごみが減る、というほと単純な問題ではない、ということ。八王子、青梅、日野が現在どうなっているか、また有料化と並行してごみ減量のどんな取り組みをしたのか、そのあたりをきちんと検討する必要がありそうだ、ということです。