駅前の横断歩道にて。信号の押しボタンの上に、なぜかゴーグルが…。
月別アーカイブ: 2007年6月
フランス国民議会の選挙結果
フランス国民議会選挙の第2回投票の結果、大統領に当選したサルコジ派(UMP)は過半数を獲得したものの、事前予想ほどの圧倒的勝利にはならなかったようです。社会党は200議席以上、最新のニュースでは、共産党は19議席に届くとも言われています。
追記。最終結果は以下のとおり。UMPは45議席のマイナス、逆に社会党は36議席増。議席数はTimes Onlinenの記事などを参照。
投票率59.99%
右派(与党) 346議席 |
国民運動連合(UMP) | 314議席 |
「新中道」* | 22議席 | |
「フランスのための運動」(MPF) | 1議席 | |
その他の右派政党(UMP系) | 9議席 | |
中道 | 民主運動* | 3議席 |
左派 226議席 |
社会党 | 185議席 |
共産党 | 15議席 | |
緑の党 | 4議席 | |
その他の左派政党** | 22議席 | |
その他 | 2議席 |
*大統領選バイル候補の「民主連合」は、選挙後、バイル氏の「民主運動」とサルコジ与党の「新中道」に分裂。
**社会党が207議席を獲得とする記事もあるが、それは、「その他の左派政党」を社会党に含めたものと思われる。
「核持ち込み」密約裏づける資料見つかる
17日の「東京新聞」朝刊に載っていた時事通信の配信記事。インターネットでは流れていないようなので、紹介しておきます。
1969年のアメリカとの沖縄返還交渉のときに、佐藤栄作首相(当時)が、返還後の沖縄への核兵器「持ち込み」を認める「密約」を結んでいたことは、これまでさまざまな資料から明らかにされてきました。
今回、見つかったのは、そのなかでも、佐藤首相の密使をつとめた若泉敬・元京都産業大学教授(故人)の著書『他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス』での証言を裏づけるもの。これによって、若泉氏の証言が事実にもとづいたものであったことがあらためて証明された訳で、「密約」の存在を否定する日本政府の立場はますます苦しくなった(というか、もはや成り立ちえなくなった)ということです。
『資本論』第2部について発見したこと
些細なことですが、新MEGAの第2部第12巻(『資本論』第2部エンゲルス編集用原稿)を見ていて、エンゲルスが草稿を編集するさい書き写し間違えたと思われる箇所を2つ見つけました。
1つめは、新日本訳・新書版第5分冊、48ページ、8行目(上製版、49ページ、後ろから6行目。MEW S.33)に、「余分な剰余労働」という表現が出てきます。しかし、「余分な剰余労働」というのはおかしな表現です(マルクスの「剰余労働」の定義からいって、「余分な剰余労働」というようなものはありえない)。
もう1つは、やはり新日本訳・新書版第5分冊、55ページ、後ろから5行目(上製版、56ページ最終行。MEW S.37)から次行にかけて、「労働力それ自身の価格の再生産」という表現が出てきます。しかし「労働力の再生産」といえば、やっぱり価値でしょ。「労働力の価格を再生産する」という表現は、ほかに見たことがありません。
そこで、これら2カ所について、新MEGA II/12の「乖離一覧」を確かめてみました。
安倍内閣支持率が急落――時事世論調査
時事通信の世論調査で、安倍内閣支持率は28.8%と急減、前回5月から10ポイント以上のマイナス。「参院選で重視する政策」のトップは「年金など社会保障制度改革」で77.3%に。
同時に、「どの政党に投票するか」では、自民が約3ポイント減なのに民主党は横ばい。「模索」の状態は続いているようです。
内閣支持28.8%に急落=年金不信が直撃、発足後最低に?時事世論調査(時事通信)
「年金」重視、77%に急増=比例投票先自民24%?参院選に関する時事世論調査(時事通信)
東響 第546回定期演奏会
友人から「仕事で行けなくなったから」と、東京交響楽団の定期演奏会を譲ってもらいましたが、プログラムはちょっと妙…。東響定期は、今シーズン、ハイドンシリーズということで、毎回必ずハイドンの作品をやっているのだそうですが、ハイドンからショスタコーヴィチまでとは、いったいどうなることやら…と思いつつ、川崎まで出かけてきました。
- ハイドン:交響曲第93番 ニ長調
- モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
- 休憩
- ショスタコーヴィチ:交響曲第12番 ニ短調 op.112 “1917年”
指揮は、アイスランド交響楽団音楽監督のラモン・ガンバ。ピアノは仲道郁代さん。
CATVがやって来た!!!
CATVの工事が無事完了。ということで、地上アナログ波だけでなく、地上デジタル、BSデジタル、CATVも見れるようになりました。
しかし、我が家のおんぼろ14インチテレビでは、ワイド画面の番組はちっちゃくなってしまって見づらい… (T^T)
自民党、「九条の会」に対抗して「国民投票法の会」をつくる?!
1週間たちました
アオスジアゲハの幼虫が蛹になって、はや1週間…。
まだ変化の兆しは見えません。
いろいろあっても見たい映画
ベネズエラは社会主義をめざす
雑誌『経済』6月号の新藤通弘さんの論文を読むと、ベネズエラではすでに社会主義の実現をめざす実践が始まっているという感じですね。社会主義をめぐる議論が始まったと思っていたら、事態はもっと先まですすんでいるようです。
とくに、チャベス大統領が呼びかけた「ベネズエラ統一社会主義党」(PSUV)の結成がどうなるか。人口2600万人の国で、すでに530万人が入党申込をすませているのだから、本当にこの党が組織されたら、5人に1人以上が革命に組織されるということになります。しばらくベネズエラから目が離せません。
社会主義新党に530万人申し込み ベネズエラ(しんぶん赤旗)
不要な私財提供を=支持者に呼び掛け?ベネズエラ大統領(時事通信)
ベネズエラチャベス大統領、農村改革へ(IBTimes)
自衛隊の国民監視活動に、日本ペンクラブが抗議
自衛隊が国民に対して作戦行動をとって当然なの?!
自衛隊情報保全隊による国民監視活動について、仙台市の梅原克彦市長が、「自衛隊は事実上の軍隊。情報収集活動であり、まったく問題ない」「作戦過程において、反対動向を調べるのは当然だ」と、全面的に肯定発言。
自衛隊が事実上の軍隊だからこそ、それが国民を「反自衛隊」勢力とみなして、動向調査の対象にするのが問題なのですが、ちっとも分かってないようです。
年金財源から、システム開発会社に1兆4000億円の発注 そこにOB、15人天下り
共産党の小池晃参議院議員が、年金財源から、社会保険庁の年金システム開発費としてNTTデータと日立製作所に総額1兆4000億円が支払われていたことを追及。
この2社には、社会保険庁OB、15人が天下っていました。しかも、自民党は、この2社から2億2700万円の献金を受け取っています。もとをたどれば国民の年金掛け金。「適正に処理」していれば、それで問題なしなんでしょうか?
社保庁年金システム 発注総額1兆4000億円 受注側に15人天下り(東京新聞)
年金記録/全員に送付すぐ/小池議員 不安解消は政治責任(しんぶん赤旗)
もともと、年金管理の経費は国庫負担でしたが、自民党、公明党だけでなく、民主党も一緒になって賛成して、1998年からは、年金保険料から支出されることになりました。その結果、政府予算による縛りがなくなり、社保庁は使い放題…。
現職公明党国会議員が離党!!!
公明党の福本潤一参院議員・副幹事長が、公明党に離党届を提出。
これまでも、いろんな理由で公明党を離党した元議員というのはいますが、現職で離党したのは初めて。一体どういう理由があったのか、ぜひ知りたいものです。
福本潤一参院議員が公明党に離党届提出(朝日新聞)
公明副幹事長・福本氏、離党へ 民主から参院選出馬検討か(中日新聞)
福本氏は公認せず=民主・鳩山氏(時事通信)
自衛隊の市民監視に、地方紙は怒る!!!(その2)
自衛隊の国民監視問題で、地方紙の社説を紹介しましたが、神奈川新聞も13日付で社説を掲載。
情報保全隊の活動は「国民の集会・結社の自由や、報道の自由に圧迫を加える不当な行動」「時の政府の政策に反対することを、「反自衛隊」などと受け止めるのは、民主主義の初歩的ルールすら理解していない」と批判。「軍事組織のシビリアンコントロール(文民統制)は国家運営の最重要課題」として、与党にたいしても真相究明を要求しています。
ギラギラ
中休みどころか、真夏のようです。
早くも梅雨の中休み?!
昨日は鬱陶しい雨模様でしたが、今日は早くも梅雨の中休み?!
紫陽花に雨粒が残り、朝日を反射して輝いていました。
対抗配置で
雨が降り始めたなか、オペラシティで、日フィルの定期演奏会を聴いてきました。
- ワーグナー:ジークフリート牧歌
- モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調
- (休憩)
- ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 《田園》
指揮はウィーン生まれマルティン・ジークハルト。今日のオケは、古典配置(対抗配置)。左から第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンとならび、左手奥にコントラバスが陣取るかたちです。モーツァルト時代は、これが普通の並び方で、39番では、この対抗配置を前提にした第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの掛け合いが登場したりします。
いっぱいです
さきほどから、「自衛隊による違憲・違法な国民監視活動についての報告・抗議集会」が始まりました。会場はいっぱいです。マスメディアもたくさん取材に来ています。