やっぱり消費税増税の争点隠し

昨日、安倍首相が「消費税(増税)から逃げるつもりはない」と言明したところ、今日は、塩崎官房長官が「争点にするのは好ましくない」とさっそくの争点隠し。

どちらにしても、参院選の結果をうけて増税論議が始まる、ということは同じ。参院選できっぱりした審判を下すことがますます大事です。

“消費税争点 好ましくない”(NHKニュース)

“消費税争点 好ましくない”
[NHKニュース 7月6日 12時21分]

 塩崎官房長官は閣議のあとの記者会見で、消費税の引き上げ問題を参議院選挙の争点にするのは好ましくないとしたうえで、ことしの秋以降に税制の抜本的な改革論議を行ったあと、次の衆議院選挙で国民に問うことになるという認識を示しました。
 安倍総理大臣は5日夜、「消費税から決して逃げるつもりはなく、消費税を上げないとはひと言も言っていない」と述べ、秋以降の税制改正論議の中で、消費税率の引き上げ問題も焦点になるという認識を示しました。
 これに関連して、塩崎官房長官は消費税の引き上げ問題が参議院選挙の争点になるかどうかについて、「財政見通しの数字もそろっていない段階で、消費税の話だけを取り出す、うすっぺらい議論をしないほうがいい。混乱を招くだけだ。むしろ財政や社会保障をどうするかという根源的なところを考えたうえで、最終的な収支としてどうするかを国民に問わなければならない」と述べ、参議院選挙で争点にするのは好ましくないという考えを示しました。
 そのうえで、塩崎官房長官は「この秋以降、議論をして抜本的な改革をするということになる。次の衆議院選挙がそのあとということならば、当然、それは皆さんにお諮りすることになると思う」と述べ、ことしの秋以降に税制の抜本的な改革論議を行ったあと、次の衆議院選挙で国民に問うことになるという認識を示しました。

やっぱり消費税増税の争点隠し」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: JJ雑記

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください