昨日付「毎日新聞」朝刊の鳥越俊太郎氏のコメント。
――自民党の歴史的大敗をどう見ますか。
鳥越 今回の選挙は安倍政権への審判ですよ。結果を、赤城さんの問題に矮小化してはいけない。安倍さんは「安倍をとるか、小沢(一郎民主党代表)をとるか」と有権者に迫ったわけです。その結果、国民の選択は小沢さんだった。常識的に考えれば、けじめをつけて退陣をした方がいい。こうしたリーダーとしての頼りなさに加えて、安倍さんが主張する憲法改正の危うさ、「成長(上げ潮)路線」重視だけで国民生活に気を配らなかったこと。自民党が負けた理由を挙げるとすれば、この3つ。