FNNの世論調査で、安倍内閣の支持率22%に。
同時に調査した内容を見ると、安倍内閣の外交も教育改革も経済政策も評価しないが50%を超えています。「憲法改正への取り組み」も53%が評価しないと回答しており、文字どおり「安倍政権の全面拒否」です。
また、参院選の結果について、「予想通り」「満足している」という回答が過半数を占めていることは注目すべきで、2005年総選挙のときは、「自民党を勝たせすぎた」という回答が過半数を超えていたのとは対照的です。
安倍内閣の支持率22% FNN世論調査 質問と回答(産経新聞)
安倍内閣の支持率22% FNN世論調査 質問と回答
[8月3日8時1分配信 産経新聞]【問】安倍内閣を支持するか
・支持する 22.0%(29.1%)
・支持しない 64.8%(53.6%)
・わからない、どちらとも言えない 13.2%(17.4%)【問】どの政党を最も支持しているか
・自民党23.0%(32.6%) ・民主党32.8%(16.6%)
・公明党 4.5% (4.3%) ・共産党 4.3% (3.9%)
・社民党 2.0% (2.0%) ・国民新党0.7% (0.2%)
・新党日本1.4% (0.3%) ・その他 1.1% (0.5%)
・支持政党はない 28.6%(37.2%)
・わからない、言えない 1.6% (2.7%)【問】安倍政権について、次に挙げるものを評価するか
《首相の人柄》
・評価する 50.7%(52.9%)
・評価しない 37.7%(34.5%)
・わからない、どちらとも言えない 11.6%(12.7%)
《外交政策》
・評価する 27.9%(30.8%)
・評価しない 50.4%(48.2%)
・わからない、どちらとも言えない 21.7%(21.0%)
《教育改革》
・評価する 24.7%(27.8%)
・評価しない 55.1%(50.0%)
・わからない、どちらとも言えない 20.2%(22.2%)
《首相の指導力》
・評価する 8.1%(15.8%)
・評価しない 80.8%(72.6%)
・わからない、どちらとも言えない 11.1%(11.7%)
《経済政策》
・評価する 17.1%(19.5%)
・評価しない 61.6%(59.0%)
・わからない、どちらとも言えない 21.3%(21.5%)
《年金記録紛失問題への対応》
・評価する 21.9%(29.0%)
・評価しない 65.7%(57.6%)
・わからない、どちらとも言えない 12.4%(13.5%)
《憲法改正への取り組み》
・評価する 24.7%(30.7%)
・評価しない 53.5%(45.7%)
・わからない、どちらとも言えない 21.8%(23.6%)
《政策実行の優先順位》
・評価する 17.3%(21.5%)
・評価しない 53.8%(46.9%)
・わからない、どちらとも言えない 28.9%(31.7%)
《参院選での訴えの内容》
・評価する 17.4%
・評価しない 61.7%
・わからない、どちらとも言えない 20.9%
《参院選結果を受けての責任の取り方》
・評価する 24.4%
・評価しない 57.0%
・わからない、どちらとも言えない 18.6%【問】安倍内閣はどれくらい続くか
・年内には退陣する 56.4%
・再来年の秋まで 29.5%
・再来年の秋以降も続く 6.6%
・わからない、言えない 7.5%【問】参院選の結果について、次の意味づけや考え方はあてはまるか
《結果は予想外だった》
・思う 35.5%
・思わない 61.7%
・わからない、どちらとも言えない 2.8%
《結果に満足している》
・思う 54.7%
・思わない 33.1%
・わからない、どちらとも言えない 12.2%
《安倍政権への事実上の信任投票だった》
・思う 64.5%
・思わない 23.5%
・わからない、どちらとも言えない 12.0%
《党首のイメージが勝敗を左右した》
・思う 45.3%
・思わない 44.6%
・わからない、どちらとも言えない 10.1%
《マニフェストの内容で判断した》
・思う 38.4%
・思わない 47.1%
・わからない、どちらとも言えない 14.5%
《相次ぐ閣僚の不祥事が影響した》
・思う 92.9%
・思わない 4.7%
・わからない、どちらとも言えない 2.4%
《選挙結果を受け、安倍首相は退陣すべきだ》
・思う 54.7%
・思わない 34.2%
・わからない、どちらとも言えない 11.1%
《民主党に期待している》
・思う 54.3%
・思わない 36.1%
・わからない、どちらとも言えない 9.6%
《政治や経済が停滞する恐れがある》
・思う 36.8%
・思わない 42.0%
・わからない、どちらとも言えない 21.2%
《参院は衆院に対するチェック機能を強めるべきだ》
・思う 76.8%
・思わない 10.3%
・わからない、どちらとも言えない 12.9%
《早く衆院を解散して信を問うべきだ》
・思う 59.4%
・思わない 25.9%
・わからない、どちらとも言えない 14.7%【問】参院選後の最大の課題は何か
・年金問題 27.8%
・経済格差 26.2%
・政治とカネ 13.6%
・教育改革 7.4%
・消費税問題 6.4%
・憲法改正問題 5.4%
・少子化対策 3.2%
・外交・安全保障 3.2%
・政権運営の方法 3.2%
・わからない、言えない 3.6%【問】安倍首相に今後どのような対応を求めるか
・今までどおりの政治姿勢や政策を貫けばよい 14.7%
・政治姿勢や政策を大きく変えればよい 25.5%
・衆院選を早期に行い、国民の審判を仰ぐことも必要だ 56.0%
・わからない、言えない 3.8%【問】「ポスト安倍」に誰が一番ふさわしいか
・麻生太郎 10.8%
・谷垣禎一 4.1%
・福田康夫 8.4%
・小泉純一郎 10.8%
・小池百合子 2.1%
・その他の与党議員 3.7%
・小沢一郎 13.8%
・その他の野党議員 6.2%
・安倍首相以外考えられない 5.3%
・ふさわしい人はいない 27.9%
・わからない・いえない 6.9%【問】自分が「無党派」だと思うか
・思う 55.1%(55.6%)
・思わない 38.9%(36.9%)
・わからない、どちらとも言えない 6.0% (7.5%)
( )内は7月のFNN・産経合同調査
◇
■世論調査の方法 調査エリアごとの性別・年齢構成に合わせ、電話番号を無作為に発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で電話をかけ、算出した回答数が得られるまで調査を行った。調査対象は全国の成年男女1000人。
ちなみに、↓こっちは7月23日の時点での同じFNNの世論調査の結果。
FNN世論調査 質問と回答
[7月23日8時0分配信 産経新聞]【問】安倍内閣を支持するか
・支持する 29.1%(32.3%)
・支持しない 53.6%(49.2%)
・わからない、どちらとも言えない 17.4%(18.6%)【問】どの政党を最も支持しているか
・自民党 32.6%(29.7%) ・民主党 16.6%(17.1%)
・公明党 4.3%( 4.0%) ・共産党 3.9%( 3.0%)
・社民党 2.0%( 1.7%) ・国民新党 0.2%( 0.2%)
・新党日本 0.3%( 0%) ・その他 0.5%( 1.0%)
・支持政党はない 37.2%(40.7%)
・わからない、言えない 2.7%( 2.8%)【問】安倍政権について、次に挙げるものを評価するか
≪首相の人柄≫
・評価する 52.9%(61.3%)
・評価しない 34.5%(24.3%)
・わからない、どちらとも言えない 12.7%(14.5%)
≪外交政策≫
・評価する 30.8%(30.2%)
・評価しない 48.2%(46.2%)
・わからない、どちらとも言えない 21.0%(23.7%)
≪教育改革≫
・評価する 27.8%(27.8%)
・評価しない 50.0%(49.0%)
・わからない、どちらとも言えない 22.2%(23.3%)
≪首相の指導力≫
・評価する 15.8%(15.4%)
・評価しない 72.6%(67.7%)
・わからない、どちらとも言えない 11.7%(16.9%)
≪経済政策≫
・評価する 19.5%(17.6%)
・評価しない 59.0%(57.6%)
・わからない、どちらとも言えない 21.5%(24.9%)
≪公務員制度改革≫
・評価する 29.0%(25.5%)
・評価しない 47.7%(49.0%)
・わからない、どちらとも言えない 23.4%(25.6%)
≪年金記録紛失問題への対応≫
・評価する 29.0%(17.3%)
・評価しない 57.6%(68.6%)
・わからない、どちらとも言えない 13.5%(14.2%)
≪久間前防衛相問題への対応≫
・評価する 17.2%
・評価しない 66.2%
・わからない、どちらとも言えない 16.7%
≪赤城農水相問題への対応≫
・評価する 7.7%
・評価しない 75.8%
・わからない、どちらとも言えない 16.6%
≪憲法改正への取り組み≫
・評価する 30.7%(32.5%)
・評価しない 45.7%(44.4%)
・わからない、どちらとも言えない 23.6%(23.2%)
≪政策実行の優先順位≫
・評価する 21.5%(18.0%)
・評価しない 46.9%(45.2%)
・わからない、どちらとも言えない 31.7%(36.9%)【問】安倍内閣はどれくらい続くか
・参院選まで 31.2%(23.1%)
・3年以内 53.1%(60.2%)
・3年以上 9.1%(12.4%)
・わからない、言えない 6.7%( 4.4%)【問】参院選に関心があるか
・関心がある 74.9%(74.6%)
・関心はない 19.6%(21.9%)
・わからない、どちらとも言えない 5.6%( 3.6%)【問】参院選では与野党どちらに議席を伸ばしてほしいか
・自民などの与党 28.1%(31.9%)
・民主などの野党 55.6%(51.7%)
・わからない、どちらとも言えない 16.4%(16.5%)【問】参院選で最大の争点は
・年金問題 39.5%(39.0%)
・経済格差 18.4%(18.2%)
・税制改革 8.6%( 4.8%)
・政治とカネ 8.1%( 6.1%)
・憲法改正 6.7%( 9.4%)
・教育改革 4.5%( 7.1%)
・公務員制度改革 4.3%( 2.1%)
・少子化対策 3.9%( 3.4%)
・外交・安全保障 2.4%( 2.8%)
・わからない、言えない 3.9%( 7.4%)【問】参院選について次の考え方はあてはまるか
≪自民党中心か、民主党中心か、政権を選ぶ選挙だ≫
・思う 60.9% ・思わない 26.6%
・わからない、どちらとも言えない 12.6%
≪安倍政権への事実上の信任投票だ≫
・思う 65.2% ・思わない 23.3%
・わからない、どちらとも言えない 11.6%
≪党首のイメージが勝敗を左右する≫
・思う 54.7% ・思わない 35.1%
・わからない、どちらとも言えない 10.3%
≪マニフェストの内容で判断する≫
・思う 49.8% ・思わない 36.0%
・わからない、どちらとも言えない 14.2%
≪通常国会での各党の行動が結果に影響する≫
・思う 59.6% ・思わない 27.1%
・わからない、どちらとも言えない 13.4%
≪自民党は消費税について正面から争点にすべきだ≫
・思う 71.0% ・思わない 18.6%
・わからない、どちらとも言えない 10.5%
≪民主党は年金問題などの財源をもっと明確にすべきだ≫
・思う 87.7% ・思わない 6.2%
・わからない、どちらとも言えない 6.2%
≪与党が過半数割れした場合、早く衆院を解散すべきだ≫
・思う 64.8% ・思わない 20.0%
・わからない、どちらとも言えない 15.3%【問】投票日が当初想定された22日から1週間延びて29日になったのはどちらに有利か
・与党に有利 23.7%
・野党に有利 29.2%
・わからない、どちらとも言えない 47.2%【問】「タレント候補」について、最も近い考えは
・選挙や政治への関心を高めるので良い 6.8%
・当選して実績を残した人もおり、人物次第だ 46.0%
・人気優先で、中身の伴わない選挙や政治になる恐れがあり、望ましくない44.7%
・わからない、言えない 2.6%【問】参院選で与党が過半数を割った場合、安倍首相はどう対応すべきか
・過半数を1議席でも割れば退陣すべきだ 21.0%
・過半数を大きく割り込めば退陣すべきだ 48.4%
・いかなる場合でも退陣すべきではない 23.7%
・わからない、言えない 7.0%【問】小池百合子防衛相を評価するか
・評価する 34.9% ・評価しない 34.8%
・わからない、どちらとも言えない 30.4%【問】赤城徳彦農水相を評価するか
・評価する 6.7% ・評価しない 71.1%
・わからない、どちらとも言えない 22.3%【問】現在の年金制度を信頼しているか
・信頼している 17.6%(11.8%)
・信頼していない 72.8%(80.2%)
・わからない、どちらとも言えない 9.7%( 8.1%)【問】自分が「無党派」だと思うか
・思う 55.6%(56.4%)
・思わない 36.9%(35.9%)
・わからない、どちらとも言えない 7.5%( 7.8%)
( )内は6月の調査
◇
■世論調査の方法 調査エリアごとの性別・年齢構成に合わせ、電話番号を無作為に発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で電話をかけ、算出した回答数が得られるまで調査を行った。調査対象は全国の成年男女2000人。小数点2位以下を四捨五入しているため、各問の合計は100%にならない。