小沢代表、シーファー米駐日大使の要請断る

注目の小沢一郎・民主党代表とシーファー米駐日大使との会談が、8日夕方、民主党本部でおこなわれました。

NHKニュースの報道する限りでいえば、小沢代表が延長を断った理由は、国連PKOなら自衛隊を出してよいのかどうかという議論はあるけれども、それを除けば、ちゃんと筋の通ったものですね。

小沢代表“延長反対”伝える(NHKニュース)

小沢代表“延長反対”伝える
[NHKニュース 8月8日 19時19分]

 民主党の小沢代表は、アメリカのシーファー駐日大使と会談し、ことし11月1日に期限が切れるテロ対策特別法への対応について「アメリカ軍の活動は国連の同意を得ておらず、自衛隊の支援活動も認められない」として、延長に反対する考えを直接伝えました。
 小沢代表とシーファー駐日大使の会談は、8日夕方、民主党本部で行われ、ことしの11月1日に期限が切れるテロ対策特別法の改正案に小沢代表が反対していることをめぐって意見を交わしました。この中で、シーファー大使は「テロに反対する国際的な部隊への支援活動を日本が今後も継続すれば、国際社会で重要な役割を果たすことになる。日本は石油の大半をこの地域に依存しており、活動は日本の治安の安定にもつながる」と述べ、支援活動の延長に理解を求めました。これに対し、小沢代表は「ブッシュ大統領は国際社会の合意を待たずにアフガニスタンでの武力行使に踏み切った。国連が認めたPKOなどの枠組みであれば、日本も参加すべきだが、国連安保理はアメリカの活動を認めた決議は出していない。アメリカ軍の活動は国連の同意を得ておらず、自衛隊の支援活動も認められない」と述べ、民主党としてはテロ対策特別法の延長に反対する考えを直接伝えました。
 また、シーファー大使は「小沢代表が最終判断するうえで情報は何でも提供する準備がある」と述べましたが、小沢氏は「大使のご意見は承った」と述べるにとどまり、議論は平行線をたどりました。小沢氏は、シーファー大使からの申し入れがあれば、あらためて会談する用意はあるとしています。

この筋を通すのであれば、管代表代行などが言っていた修正協議の余地はないはずなのですが…。

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