今年の8・15、閣僚全員が靖国参拝見送り

毎年問題になる8月15日の閣僚の靖国参拝ですが、今年は、誰も参拝しないことになりそうです。産経新聞によれば、閣僚が誰も参拝しないのは「昭和30年ごろ以降、はじめて」だそうです。

う〜む、やっぱり“靖国派”にとって、参院選の打撃は大きかったんだなぁ?

16閣僚全員が終戦記念日の靖国参拝を見送り(産経新聞)

16閣僚全員が終戦記念日の靖国参拝を見送り
[Sankei WEB 2007/08/10 13:13]

 安倍内閣の16閣僚全員が終戦記念日の15日に靖国神社に参拝しない意向を10日の記者会見などで表明した。
 終戦記念日の閣僚の大量参拝が始まった昭和30年ごろ以降、参拝ゼロの年は初めてになるとみられる。安倍晋三首相は昨年9月の就任以来、参拝していない。
 見送る理由として塩崎恭久官房長官は「私の信条でいつも決めていること」と説明。伊吹文明文部科学相は「宗務行政の所管大臣として、公平を期すため」と職務上の理由を挙げた。
 公明党の冬柴鉄三国土交通相は「宗旨が違うから」と明言した上で、他の閣僚の参拝について「信教の自由だが、枢要な地位にある人には隣人の気持ちをおもんばかる気持ちは必要」と述べ、首相、外相、官房長官の参拝は不適切との認識を示した。溝手顕正防災担当相は「行ったことがない」と述べた。
 山本有二金融担当相は「公的立場の参拝は歴史的経緯からアジアの政治的安定を害する」と語った。
 このほか、外遊など公務で参拝できないとしたのは麻生太郎外相、高市早苗沖縄北方担当相、柳沢伯夫厚生労働相ら。
 安倍首相は9日、記者団に対し「行く行かないについて明言する考えはない」と述べた。

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