電話の通じなくなる日…?!

総務省が、NTT固定電話の全国一律サービスの打ち切り方針を決定か。「低コストのIP電話網への移行を促す」というが、固定電話の加入者が少なくなった地域で、NTTが一方的に撤退してしまうことが可能になります。IP電話が全体としては低コストだとしても、地方の加入者1人ひとりにとってIP電話にするための費用が安いとは限りません。そうなると、固定電話のユニバーサルサービスの打ち切り=電話が通じない時代の始まりかも知れません。

固定電話、全国一律制09年廃止・総務省方針(NIKKEI NET)

固定電話、全国一律制09年廃止・総務省方針
[NIKKEI NET 2007/08/12 07:05]

 総務省はNTTの固定電話の全国一律サービス(ユニバーサルサービス)制度を2009年に打ち切る方針だ。これまで都会でも過疎地でも共通にアナログの固定電話サービスの提供を求めてきたが、この方針を転換する。10年以降にインターネット技術を使った低コストのIP電話網への移行を促す。通信事業者がすべての電話利用者から1カ月7円を徴収している費用負担も09年末に取りやめる。普及し始めたIP電話を過疎地などでも使いやすくする。
 打ち切りに向けた基本的な考え方は、17日に開く総務省の研究会の報告書骨子案に盛り込む。来春にも情報通信審議会(総務相の諮問機関)に諮る。

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