厚生労働省の資料で、2006年度の生活保護世帯が107万世帯を超え、過去最多になったことが明らかに。
高齢者の一人暮らしが増えていることがその理由とされていますが、要するに、年金の額が少なすぎるのです。
生活保護世帯が過去最多 1カ月平均107万5千世帯(朝日新聞)
生活保護107万世帯で過去最高に(日刊スポーツ)
生活保護世帯が過去最多 1カ月平均107万5千世帯
[asahi.com 2007年09月28日21時50分]06年度の1カ月平均の生活保護世帯数は107万5820世帯で、前年度より3万4312世帯増え、過去最多を更新したことが28日、厚生労働省の社会福祉行政業務報告で分かった。児童相談所が対応した児童虐待の件数も前年度比2851件増の3万7323件で、過去最多となった。
生活保護世帯数は92年度(1カ月平均58万5972世帯)以降、増え続け、05年度に100万世帯を突破。06年度の内訳を見ると、夫婦ともに65歳以上の高齢者世帯が前年度比4.8%増の47万3838世帯で最も多く、障害者・傷病者39万7357世帯などが続いている。
児童相談所が対応した虐待の種類は、身体的虐待41%、ネグレクト38%、心理的虐待17%、性的虐待3%だった。
生活保護107万世帯で過去最高に
[日刊スポーツ 2007年9月28日22時14分]2006年度の生活保護世帯(月平均)は、05年度より3.3%増の107万5820世帯となり、過去最高を更新したことが28日、厚生労働省の社会福祉行政業務報告で分かった。
生活保護世帯は05年度に初めて100万の大台を突破。景気は回復基調で失業率も低下しているものの、同省は「1人暮らしの高齢者が増えていることなどが大きな要因」としている。
保護世帯で最も多いのは65歳以上の高齢者世帯で全体の44%を占める。次いで、障害者・傷病者世帯(37%)、母子世帯(9%)など。
新規の受給世帯の理由を見ると、「けがや病気」が43%と最多。以下「収入減や失業」の18%、「貯金などの減少」の17%の順だった。
生活保護を受給した人数は、月平均で2.6%増の151万3892人。
厚生労働省発表の資料は↓こちら。